全体相場は3日ぶりに急反落。米国株の急落を受けて金融株や輸出関連株を中心に売りが殺到。平均株価は1089円安の8458円と急落し、3日ぶりの9000円台割れ。下落率は11.41%と過去2番目の大きさとなった。
円相場は1ドル=100円台で小康状態を保ったが、アジア市場の主要各国が売りを加速した格好。金融システム安定化に向けた方向性は打ち出したが、実体経済の悪化に対する警戒感が強まっており、引き続き海外市場の動向に神経をとがらせた展開が続きそうだ。
自動車株は全面安。トヨタ自動車が前日比340円安の3310円と大幅続落。日産自動車が61円安の475円、ホンダが240円安の2115円と続落。富士重工業が56円安の394円、ダイハツ工業が92円安の853円と反落した。