ロイヤルラウンジ…モデリスタプロデュースの最上級リムジン

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航空機ファーストクラス並み

モデリスタには顧客の要望をより高いレベルで具現化するための、社内デザイナーを備える。今回のデザインを担当したのが松本雅治氏。

「とにかく“オーナーの方が安心して、ゆったりくつろげる空間づくり”に努めました。従来のクルマのシートデザインや構造にとらわれず、旅客機のファーストクラスのシートなどを参考にデザインワークを進めました。個室感があって安心できるスペースと、オットマン機能を備えたフルフラットに近いシートを採用しました」とデザインの意気込みを述べる。

確かにそのデザインや装備性は、プレミアムミニバンならではの充分に落ち着けるスペースを確保。しかも興味深いのが、ボデー側のトリムとシート側のトリムともに一体感のある表皮を用いるなど、洗練された空間づくりの姿勢が明確に表現されているのが特長。

限られた車内空間ながら、モデリスタならではのシートデザインと構造が、しっかり組み立てているようだ。

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エクストラキャビネット

ラグジュアリーシートといえば、応接間感覚の広さというコンセプトだが、体のラインに沿ったシートの表皮は、疲れにくいエルゴノミクスのシートという感じ。さらに航空機のファーストクラスシートに負けない仕上げ感は、エグゼクティブにとって自室のラウンジ以上の満足感が得られる装備になっている。

しかもシートをリクライニングした場合に配慮して、シート後方にはシェル型のサポートボードと読書灯が組み込まれる。もちろん海外旅行用のスーツケースやゴルフバッグのラッゲ-ジスペースも確保される。

またロイヤルラウンジLEには、運転席との間にパーティションとなる、“エクストラキャビネット”を装備。より個室感のある車内を醸しだしている。アナログ時計を中心に、冷蔵庫やマガジンラック、さらに夜間の足元確保とムードづくりのために、キャビネット下側にはLEDによる足元照明が備わる。

マイカーには程遠い装備と価格帯のラグジュアリーミニバンだが、同乗の機会を得るようなエグゼクティブとの付き合いがあれば幸いである。トヨタのブランドを受け継いだ“ものづくり”は、モデリスタならではのパワーと信頼である。

希望小売価格はアルファード&ヴェルファイア・ベースそれぞれ同じで、ロイヤルラウンジのFF仕様の715万円から、ロイヤルラウンジLE・4WD仕様の792万9000円まで。

《浜田拓郎》

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