川崎重工業は12日、オートバイのカワサキ『KLX250』と『DトラッカーX』のハンドルに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2008年1月26日 - 同年4月17日に製作された881台。
ハンドルバーに取り付けられたグリップの接着が不適切なため、グリップがハンドルバーから抜け、バランスを失って転倒するおそれがある。
全車両、右グリップを対策品に交換するとともに、左グリップを点検し、接着が不適切なものは新品に交換する。不具合発生件数は5件で、販売会社からの情報でわかった。事故は起きていない