大矢アキオ『喰いすぎ注意』…メーカーオリジナルグッズによろめいて

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和食は車業界のバロメーター?

2008年ジュネーブモーターショーの入場者数は71万4559人で、70万人とした主催者側予想を上回った。ただし07年が73万0736人だったのに比べると、1万6000人も減ったことになる。

たしかに一般公開初日は多くの来場者が開場を待ち構える光景がみられたが、夕方になると閑散としていた。

たとえ熱心なファンであっても、しばらく待てばショーカーが各地のイベントでゆっくり観られることを悟り始めたのかもしれない。ボク自身も、会場で他国のカメラマンと喧嘩をしながら場所取りをして撮影したエクスペリメンタルカーが、数か月後には小さな催しに展示され、子供を乗せて記念撮影もOKになっていたりすると泣けてくる。

入場者減を見越したのか、世界的な自動車市場冷え込みを反映したか、報道関係者公開日に主に立食式で行なわれる軽食も節約型であった。参考までに、ケータリングを請け負っているのは会場専属の1社である。あちらのメーカーも、こちらのメーカーも出す食事こそ違えど元は同じだ。

それはともかく、少なくとも筆者が訪れたプレスデイ2日めに関していえば、昨年まで寿司などを提供していたメーカーが今年はこぞって洋食に切り替えた。和食はコストが掛かるためだろう。テーブルに醤油瓶を配置しななければいけないこと一つ取っても、ネックとなるに違いない。

「自動車メーカーの景気は、プレスデイにおける和食の数に比例する」という法則を、ボクは発見したつもりである。

《大矢アキオ Akio Lorenzo OYA》

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