約92万円から、インド最安値ディーゼルトラック発売…タタ「エース ゴールド+」

タタ「エース ゴールド+」
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タタモーターズは、小型トラック「エース」シリーズで最も手頃な価格のディーゼル車「エース ゴールド+」をインドで発売した。

現地ベース価格は55万2000ルピー(約92万円)で、カテゴリー内で最低の総所有コストを実現し、価値を重視する起業家にとって理想的な選択肢という。

エース ゴールド+は、先進的なリーンNOxトラップ(LNT)技術を搭載している。この技術により、ディーゼル排気流体(DEF)が不要となり、メンテナンスと運用コストを大幅に削減できる。この革新により、厳格な排出基準への適合を確保するだけでなく、継続的な費用を削減することで収益性を向上させ、顧客が毎回の運行でより多くの利益を得られるよう支援している。

新モデルの発売にあたり、タタ・モーターズ商用車事業のSCVPU担当副社長兼事業責任者のピナキ・ハルダール氏は、「20年以上前の発売以来、タタ・エースはインド全土でラストマイル・モビリティを一貫して変革し、数十万人の起業家の成長を支援してきた。アップグレードのたびに、先進技術、多様な機能、幅広い用途を取り入れて進化。エース ゴールド+の発売はこの伝統を継承し、ビジネス運営を簡素化し、収益性を向上させ、インドの起業家精神を育成するという当社のコミットメントを強化するソリューションを提供する」と語る。

エース ゴールド+は、22hpの出力と55Nmのトルクを発生するターボチャージャー付きディコールエンジンを搭載し、多様なビジネス用途での信頼性を重視して設計されている。積載能力900kgと複数の荷台構成により、幅広い貨物ニーズに対応する汎用性と効率性を提供している。

タタ・モーターズの小型商用車・ピックアップトラックには、『エース プロ』、エース、『イントラ』、『ヨーダ』が含まれ、750kgから2トンまでの積載量に対応し、ディーゼル、ガソリン、CNG、バイフューエル、電気など様々なパワートレインで利用できる。この幅広い堅牢な車両ラインナップを補完するのが、AMCパッケージ、純正部品、24時間年中無休のロードサイドアシスタンスを提供する包括的なライフサイクルサポートプログラム「サンプールナ・セバ2.0」だ。

全国2500店舗の部品・サービスネットワークと訓練を受けた技術者のスター・グル・エコシステムに支えられたタタ・モーターズにより、エース ゴールド+は起業家の成長とシームレスな貨物輸送の理想的な触媒となっている。

《森脇稔》

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