富士重工業 スバル商品企画本部、プロジェクトジェネラルマネージャーの市川和治さんは、「新型『フォレスター』はコンパクトSUVのカテゴリに属し、ライバルは、トヨタ『RAV4』、ホンダ『CR-V』、日産『エクストレイル』、『デュアリス』あたりになります」と、語っている。
ターゲットユーザーについて市川さんは、「特定の年齢層・性別は設けていないが、強いて言うなら、スポーツやレジャーを楽しむなど、日常をエンジョイしている30 - 40歳代の人、あるいはこだわりが強く、アクティブに過ごしている気持ちの若い50歳代の人をメインにしたいです」と、言った。日本以外ではアメリカ・カナダ市場での人気が高く、月の販売計画台数の半数弱の5000台強を占めている。
記者の「米国のニーズに合わせた結果のサイズ拡大なのか?」という問いに対しては、「アメリカを中心に見れば1800mmを超える全幅を持ってもいいと思うのですが、フォレスターは、日本でも販売するクルマなので、1800mmを切るサイズとしました。しっかり日本市場に目を向けて開発しました」と、市川さんは語った。