円高、米国株の急落を嫌気し、全体相場は3日続落。今期業績の行方に不透明感が浮上したことから利益確定売りが相次ぎ、自動車株は全面安となった。
幅広い銘柄に売りが出て、平均株価の下げ幅は今年第4位の値幅に達した。外為市場で円相場が1ドル=118円台に急伸した。
トヨタ自動車が前日比120円安の7260円、日産自動車が30円安の1262円と続落。ホンダが110円安の4310円と反落した。今年上半期の主要8社の国内生産台数は大手5社が前年同期実績を上回ったが、市場全体の流れに押された格好。
全面安の中、日野自動車のみが10円高の791円と続伸した。