東京オートサロンのスバルブース内に設けられたSTIエリアに、本物志向の走りと上質さを兼ね備えたコンプリートモデルがお目見え。ワゴンとSUVのクロスオーバーモデル、『アウトバック Tuned by STI』だ。
ブレーキはノーマルには装着されないブレンボ社製対向4ピストンキャリパーを採用。サスペンションは20mmダウンの強化スプリング、ショックアブゾーバーはケースサイズを大径化して容量をアップ、さらに減衰力を最適化させた特注品が奢られた。本格的なサスチューンを施しながら、カーゴルームに荷物を満載しても車両の姿勢が変わらないセルフレベライザー機構も生かしているのが特徴だ。
インテリアはパイピングの構造から見直されたSTIオリジナルホワイトレザー張りのシートなどでノーマルとは一味違う高級感を演出。エクステリアは高精度研磨クローム調めっきグリル、バンパー開口部のアルミメッシュなど、質感を重視したパーツ選定がなされている。販売されるかどうかは未定だが、コンプリート車の製作費用はノーマル+100万円程度とのことだ。