バイオディーゼル実用化プロジェクト開始…東京都、トヨタ、日野、新日本石油

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トヨタ自動車、日野自動車、新日本石油と東京都は、最新技術を活用した「第二世代バイオディーゼル燃料」の実用化に向けた共同プロジェクトを開始することで合意したと発表した。

東京都は、1月26日に「カーボンマイナス都市づくり推進本部」を設置し、民間企業や都民とともに大幅な二酸化炭素排出削減を目指す取組みである「カーボンマイナス東京10年プロジェクト」に取り組んでいる。プロジェクトは、先進的な企業とともに進める温暖化対策プロジェクトの第一弾として、東京都とトヨタ自動車、日野自動車、新日本石油が共同で実施するもの。

新日本石油とトヨタ自動車は、2005年から、バイオ原料油の水素化処理技術を共同で開発してきた。今回のプロジェクトでは、新日本石油が試験製造したバイオ原料油の水素化処理油(BHD)について、トヨタ自動車と日野自動車がディーゼル燃料としての環境性能を確認する。

また、2007年度中を目処に、都営バスを使ってバイオ原料油の水素化処理油(BHD)の温暖化対策としての有効性を示すデモ走行を実施する。同時に、国内における供給体制に関する検討も進めていく方針だ。

《レスポンス編集部》

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