新日本石油は、6月の国内の石油製品の卸価格について4油種全国平均で前月と比べて1リットル当たり2.9円引き下げると発表した。
このうち、ガソリンの卸価格は1リットル当たり3.6円の引き下げとなる見通し。軽油の卸価格は1リットル当たり1.2円の引き下げとなる。
灯油の卸価格は4.3円の引き下げ、A重油の卸価格が2.5円の引き下げ。
6月の原油価格に基づく7月のコストは前月と比べて1リットル当たり4.1円の下落となる。原油価格が中東のドバイ、南方のSLともに1バレル当たり5.8ドル下落したのに加え、円高ドル安の進行でコストは大幅に下落する見込み。このため、7月のガソリン卸価格は引き下げられる見込みで、小売価格の下落にもつながりそうだ。