ENEOSが初のトップ、セルフはMITSUI SS満足度…JDパワー

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J.D.パワーアジア・パシフィックは17日、サービスステーション(SS)利用者の満足度調査の結果を発表した。

調査は、全国の自動車保有者を対象に、主に利用するSSでの経験や満足度を調べたもの。5月にインターネット調査を実施し、フルサービスSSは5347人、セルフサービスで6867人から回答を得た。

調査では、フルサービスではスタッフ、フルサービスオペレーション、店舗施設、商品・サービス、精算・支払いのについて、セルフサービスではセルフサービスオペレーション、店舗施設、精算・支払い、スタッフ、商品・サービスについての各5項目について満足度を調べた。

この結果、フルサービスでは、ENEOSが2005年の調査開始以来、初のトップとなった。ENEOSは店舗施設、フルサービスオペレーションでトップの評価を得た。前年のランキングは7位だった。2位はシェル、3位がコスモだった。

セルフサービスでは、MITSUIがトップで、精算・支払い、商品・サービス、セルフサービスオペレーションでトップの評価だった。2位はJOMO、3位がシェルだった。

一方、調査した1万2214人のうち、セルフを主に利用している人の割合は、前年の64%から67%に増加した。ただし、過去数年に比べるとその伸び率は鈍化しておりセルフ利用者の拡大は頭打ちになっている傾向がある。また、セルフの満足度は、燃料価格や精算・支払い、給油機の操作性などで低下しており、「その存在・そのサービスが目新しいものではなくなってきた今、これまでと同じような店作りでは顧客を惹きつけることが一層難しくなってきているのでは」と分析する。

《レスポンス編集部》

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