レクサスブースでは黒山の人だかりのなか、今モーターショー中最大の注目モデルと前評判の高かったフラッグシップセダン・コンセプト、『LF-Sh』が披露された(19日)。
モデルを囲うように引かれた白幕に、レクサスがよく使う“水”の映像が投影され、その幕が上がり、LF-Shが登場すると、詰めかけた報道陣から一斉にフラッシュが飛んだ。
純粋なスタディだった2003年ショーの『LF-S』とは異なり、生産型にぐっと近いプレビューモデル。V8エンジンと電気モーターを併用するハイブリッドで、「卓越した動力性能による走る歓びと環境性能を、かつてない次元で両立させた」(吉田健・レクサスセンター長)という。
スペック等は未公表だが、ハイブリッド化によって6リットル級の名称が与えられるとみられている。トヨタのプレミアムブランドへの挑戦はこれからが本番だ。