ダイハツ工業は『ミラ』『オプティ』『ムーヴ』『マックス』の4車種の動力伝達装置に不具合があるとして、リコールを届け出た。対象は98年10月から02年9月までに生産した6019台。
これらのクルマでは、無段変速機の変速部の防塵構造が不適切で、ダストにより変速部のスライダが摺動不良となり、変速できなくなることがある。
最悪の場合として、高速側で変速が固定された場合には、発進時に電磁クラッチが締結されなくなり、走行できなくなるおそれがある。
また同様に無段変速機の動力伝達経路を切り替えるクラッチの構造が不適切で、操作方法によっては、クラッチが固着し、加速不良や変速不良となるおそれがある。