気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2004年8月24日付
●トヨタ、国内生産増産へ、海外好調、輸出に対応(朝日・8面)
●社説:たくましいぞ日本女子(毎日・5面)
●過熱、軽自動車市場 上位2社けん制(毎日・11面)
●ガソリン来月値上げ、3カ月ぶり、1リットル3−4円程度(産経・2面)
●「倫理の原点」を確認、三菱自動車セミナーに4100人(東京・8面)
●けいざい塾:自動車リサイクル、エアバッグかさむ費用(東京・8面)
●労組がボーナス支給、今冬、会社は見送り 三菱自動車 スト資金取り崩し(日経・3面)
●ハイエース、全面改良、トヨタ、15年ぶり(日経・13面)
ひとくちコメント
アテネ五輪から正式種目となった女子レスリング。全4階級の決勝が行われ、日本勢は55kg級の吉田沙保里、63kg級の伊調馨両選手が優勝するなど、全階級でメダルを獲得。
今回のアテネ五輪は柔道の谷口亮子選手を筆頭に、女子マラソンの野口みずき選手など、女性パワーの活躍ぶりが際立つが、自動車市場でも女性を狙った新車開発が進んでいる。
ダイハツ工業が発表した新型軽乗用車『ムーヴ・ラテ』も全体的に丸みを帯びたデザインを採用し、20−30代の若い女性をターゲットにしているのが特徴だ。
きょうの毎日など各紙が取り上げているが、ダイハツの神尾克幸専務は発表会の席上で、「購入者の8割を女性」と想定しており、このムーヴ・ラテで元気な女性顧客を取り込み、軽市場で悲願の“金メダル”の獲得を狙っている。