【F1ドイツGP】クラッシュ一部始終……FIAリポートとドライバーのコメント

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3日、ドイツGPはスタート直後に上位3台がからむクラッシュが発生、3台ともリタイア、セイフティ・カーが導入された。クラッシュはラルフ・シューマッハ(2番グリッド、ウィリアムズ)、ルーベンス・バリケロ(3番グリッド、フェラーリ)、キミ・ライコネン(5番グリッド、マクラーレン)が横一列に並ぶような状態で発生した。

FIAのリポートは以下の通り。まずポールポジションのモントーヤが集団をリードするいっぽうで、R. シューマッハの出足は鈍かった。バリケロもやや遅れ気味で、そのバリケロを外側からライコネンが抜きにかかった。

ラルフは自身のラインを採るために左に移動、バリケロはラルフとライコネンに挟まれる形となった。3台は互いに接触、ライコネンはスピンしてバリアに衝突、バリケロも現場付近で停止、ラルフは1周した後にピットイン、そこでリタイアした。以上がFIAのレースリポートによる描写である。

ライコネン:「いいスタートを切れて、外側からまっすぐに飛び出して行った。 バリケロを抜いたとたん、彼が後輪にぶつかった。タイヤウォール以外に行き場はなかった。誰が悪いのか分からないが、あまり気にしていない。あの場ではどうすることもできなかったのだから」

バリケロ:「僕のスタートはまあまあだった。ラルフとキミのリスクは大きかったと思う。とくにあれだけ外から抜きにかかったキミのリスクは大きい。ラルフが左へ寄せてきて僕の進路を塞いだんだ。ブレーキを踏んだが、ステアリングホイールで進路を変えられないでいるうちに他のクルマに当たってしまった」

R. シューマッハ:「まわりで誰が何をしているのかわからないことはあるし、こういった事故は起こるものだ。僕は自分のポジションを守ろうとしただけで急な動きはしていないし、他のクルマを押しのけようともしていない」

《高木啓》

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