2日、30回目のニュルブルクリンク24時間レースにおいて、ファルケン・モータースポーツが走らせる日産『スカイラインGT-R』が5位入賞を果たし、これまでの日本車最高位となった。
約200台が参加するニュルブルクリンク24時間レースの決勝は1日午後2時にスタートを切った。ファルケンGT-Rは4番手スタートだ。好スタートを切って序盤は2位、3位と、ピットストップのタイミングによって順位を入れ替えてる。
31周目、ファルケンGT-Rは石を跳ねてフロントのアンダーパネルを交換、19番手まで後退してしまうが、激しい追い上げで日が改まる直前には6番手にまで返り咲く。レース折り返し地点の午前2時には、ついに5番手にまで浮上。
この後、上位陣に順位の変動はほとんどなく、ファルケンGT-Rはフィニッシュ約1時間に他車に接触されスピンする場面があったが、タイヤのバーストのみで大したロスタイムもなくレースに復帰、ファルケンGT-Rは5位入賞を果たした。
優勝はザクスピードのクライスラー『バイパーGTS-R』。連勝を許されなかったジンクスを打ち崩した。
■決勝レース結果
1:P. ザコウスキー/P. ラミー/R. レヒナー
バイパーGTS-R 141周
2:J. アルツェン/A. クラーセン/M. エストレイヒ/T. ベルンハルト
ポルシェ996GT3 139周
3:W. デストレー/K. ヨデクスニス/P. フルファーシェイド/E. アルトフ
ポルシェ996GT3 137周
4:G. シルバーマイア/N. ロイトビラー/D. ショルンシュテイン
ポルシェ996GT3 137周
5:R. アッシュ/D. ショイスマン/木下隆之/田中哲也
スカイラインGT-R 135周
6:M. ベーダー/T. ハーゲンメイヤー/R. シャル
/A. ボーフェンジーペン
BMW M3 133周
27:三好正己/大井貴之/日下部保雄/桂伸一
マツダRX-7 122周