今シーズンはフェラーリ、ウィリアムズの2チームに遅れをとっていたマクラーレン。しかしモナコGPでのデビッド・クルサードの会心の勝利に、フェラーリではマクラーレンがタイトル争いに再び参戦することになるのではと予想している。
「3チームの戦いになるだろう。モナコでのマクラーレンはバランスのとれた非常にいいマシンだった。2週間前までマクラーレンはもう終わっただの、タイトルは無理だの、2003年に照準をなどと言われていた。それがいまではまるで救世主が誕生したかのようだ」
「現実は常にその中間にある。彼らは強いチームだし、うまくいっていない時でも彼らの功績には常に尊敬の念を抱いてきた。なぜなら彼らにはそれだけのポテンシャルがあると認識しているからだ」とジャン・トッド。
現在の獲得ポイントはフェラーリ72、ウィリアムズ54、マクラーレン24。ただし、マクラーレンのテクニカルディレクター、エイドリアン・ニューウィーによるとモナコ以外で勝利が望めるのはハンガリーのみで、あとは相当量の幸運が必要だろう、とのこと。