ムジェッロでの合同テスト3日目に参加したミハエル・シューマッハ(フェラーリ)が、セッション開始わずか数周で大クラッシュするというアクシデントに見舞われた。
シューマッハは約290km/hという高速での走行中にマシンのリヤウイングが空中に舞い上がり、バランスを失ったマシンはスピンしてグラベルトラップにぶつかり、ガードレールに激突し大破した。幸いシューマッハ自身にはケガはなかった模様。しかし4度目のワールドチャンピオンとなって初めてのテスト、しかも前回の合同テストのときも同じモンツァで高速クラッシュをしているだけに、心配なところだ。
合同テスト3日目は多くのチームがベルギーGPに向けたセットアップと空力調整に集中したテストを実施。BARホンダはレギュラードライバーと佐藤琢磨の3人体制でテストを行った。ベルギーGPでのデビューが噂されるミナルディのアレックス・ユーンも参加した。
ムジェッロ
1.M. シューマッハ/フェラーリ(B)
1分24秒893 87周
2.トゥルーリ/ジョーダン・ホンダ(B)
1分25秒686 103周
3.アレジ/ジョーダン・ホンダ(B)
1分25秒872 56周
4.パニス/BARホンダ(B)
1分26秒100 38周
5.ライコネン/ザウバー(B)
1分26秒152 71周
6.ビルヌーブ/BARホンダ(B)
1分26秒329 8周
7.佐藤琢磨/BARホンダ(B)
1分27秒729 26周
8.ユーン/ミナルディ(M)
1分31秒318 69周
バルセロナ
1.バトン/ベネトン(M)
1分20秒138 56周
2.ジェネ/ウィリアムズ(M)
1分20秒832 65周
3.ウェーバー/ベネトン(M)
1分22秒398 47周
チーム名後ろの()内はタイヤサプライヤー。
B=ブリヂストン、M=ミシュラン