
6チーム、控訴の構え…アメリカGPミシュラン勢
水曜日の開催された世界モータースポーツ会議で5つの嫌疑中2つが有罪であると判定されたミシュラン勢7チーム。来季フェラーリエンジンを採用するレッドブルを除く6チームはこの判決を不服とし、控訴する構えだという。

アメリカGPの結論は9月に持ち越しへ
29日にパリで開催された世界モータースポーツ会議において、マックス・モズレーFIA会長は、アメリカGPへの出走を拒否した7チームへの制裁決定を9月まで延長することを明らかにした。

フェラーリのタイヤボックスを巡る争い
フェラーリ&FIA対他チームという対立構造に新たな火種が浮上した。問題となっているのはフェラーリが使用しているタイヤヒーティング用ボックス。レギュレーションで使用が許されているのは、電熱式の“ブランケット”のみ。

モズレーFIA会長がストッダート代表に反論
アメリカGPへの参戦を拒否した7チームに対して重いペナルティが科せられた場合、「フランスGPボイコットもあり得る」と発言したミナルディのポール・ストッダート代表にFIAのマックス・モズレー会長が厳しく反論した。

ミシュランが返金…アメリカGP
タイヤの問題で、出走が6台になってしまったF1グランプリのインディアナポリスでのレース。怒れるファンに対し、原因となったミシュランがグランプリチケットの払い戻しに応じる、と発表した。

「フランスGPボイコットも」ストッダート代表
アメリカGPに出走しなかった7チームに深刻なペナルティが科せられた場合、今後グランプリをボイコットする可能性もある、とミナルディのポール・ストッダート代表は警告した。

モズレー会長「ミシュランが賠償すべき」
FIAのマックス・モズレー会長が、アメリカGP(19日決勝)についてあらためてコメントした。「私の個人的な意見では、あくまで一個人の見解としてだが、ミシュランがファンに賠償すべきだと思う」

ミカ・サロのF1健康被害
元F1ドライバー、ミカ・サロの肺から微細なカーボンダストが見つかったことから、FIAがサロのメディカルチェックを行うことになりそうだ。このカーボンダストはF1マシンのブレーキの一部である可能性が極めて高いという。

ドライバーはミシュランを擁護…アメリカGP
アメリカGP決勝(19日)への出走を見送ったミシュランの判断をルノーのフェルナンド・アロンソは「誰かがウォールに激突して病院に行く様を想像してごらんよ」と語った。

アメリカGPの異常事態…FIAとメーカーとの間のきしみ
インディアナポリスで行われたアメリカGPでは、わずか6台のマシンがGPに出走するという異常事態が起こった。大元の原因はミシュランタイヤの剛性が低く、安全が確保できなかったということだが、そこには最近軋みがちな関係にあるFIAとメーカーサイドの思惑が見え隠れする。この前代未聞の真相を探る!