
深刻化する対立、FIA vs ミシュランユーザー
前代未聞のアメリカGPの影響が冷めやらぬ中、フランスGPは開催された。ミシュランチームにペナルティもなく、後日評議会が開かれ後裁定を下すという。B・A・R・ホンダへのペナルティとくらべ拍子抜けだが、FIAとチームとの間にまたも厳しい駆け引きがあった。

ストッダートがモズレーの辞任を要求
「マックス・モズレーがFIA会長を退かない限り、ミナルディを売却しF1から撤退する!」と、語っているのはミナルディのポール・ストッダート代表。「チーム側はもうマックス(モズレー)にうんざりしているんだよ」。

FIAが2008年レギュレーション案を提示
FIAは4日、2008年以降のテクニカルレギュレーション案(草案)を明らかにした。全59ページに渡る書類は先週パリでのFIA会議で承認を受けたばかりのもの。この草案の中にはタイヤメーカーを1社に限定することなどが含まれている。

【F1フランスGP】決勝…アロンソ、ルノーに22年ぶりの母国勝利もたらす
マニクールで開催されたフランスGPにはいつものF1が戻ってきた。ポールを獲得したのは地元ルノーのフェルナンド・アロンソ。3日の決勝、青で埋め尽くされた観客の大声援をバックにスタートからどんどん飛ばして行く。

【F1フランスGP】フランスGPサーキットデータ…ミシュラン本国
ブルゴーニュ地方にあるのどかな田園風景のなかにあるマニクール・サーキット。昨年は王者フェラーリが意表をつく4ストップを選択し、ポールのフェルナンド・アロンソを抑えミハエル・シューマッハが見事な優勝を飾った。

6チーム、控訴の構え…アメリカGPミシュラン勢
水曜日の開催された世界モータースポーツ会議で5つの嫌疑中2つが有罪であると判定されたミシュラン勢7チーム。来季フェラーリエンジンを採用するレッドブルを除く6チームはこの判決を不服とし、控訴する構えだという。

アメリカGPの結論は9月に持ち越しへ
29日にパリで開催された世界モータースポーツ会議において、マックス・モズレーFIA会長は、アメリカGPへの出走を拒否した7チームへの制裁決定を9月まで延長することを明らかにした。

フェラーリのタイヤボックスを巡る争い
フェラーリ&FIA対他チームという対立構造に新たな火種が浮上した。問題となっているのはフェラーリが使用しているタイヤヒーティング用ボックス。レギュレーションで使用が許されているのは、電熱式の“ブランケット”のみ。

モズレーFIA会長がストッダート代表に反論
アメリカGPへの参戦を拒否した7チームに対して重いペナルティが科せられた場合、「フランスGPボイコットもあり得る」と発言したミナルディのポール・ストッダート代表にFIAのマックス・モズレー会長が厳しく反論した。

ミシュランが返金…アメリカGP
タイヤの問題で、出走が6台になってしまったF1グランプリのインディアナポリスでのレース。怒れるファンに対し、原因となったミシュランがグランプリチケットの払い戻しに応じる、と発表した。