
早くもストーブリーグが過熱---今年のフェラーリがこれだけ強いとね
シーズンも中盤に入り、フェラーリ絶対有利が揺るぎない今シーズンの注目先は、早くも来季のラインアップに以降してきた。移籍市場の鍵を握るのがマクラーレンとウィリアムズ。いずれも優劣つけがたい3人の候補から2人を選択するという難しい決断に迫られている。

ハッキネン、マクラーレンのシートは未定---ロン・デニス代表
モナコGPで久々にパドックに姿を現し、2003年マクラーレンからのF1復帰が発表されるのではと期待されたミカ・ハッキネン。しかしモナコでは何の発表もなかったどころか、マクラーレンのロン・デニス代表からは厳しいコメントが飛び出た。

フェラーリの警戒「タイトル争いは3チームになる」
今シーズンはフェラーリ、ウィリアムズの2チームに遅れをとっていたマクラーレン。しかしモナコGPでのデビッド・クルサードの会心の勝利に、フェラーリではマクラーレンがタイトル争いに再び参戦することになるのではと予想している。

クルサード、2001年の雪辱に成功
連勝を続けていたフェラーリをストップし、マクラーレンに今季初優勝をもたらしたデイビッド・クルサード。「嬉しいよ。今シーズンのスタートは厳しかったからね。今年勝つのはかなり難しい状況だったから、モナコでのレースにかけたんだ」。

【F1モナコGP決勝】60回記念の接近戦を制したのは
ポールを獲得したのはウィリアムズのフアン・モントーヤ。しかしスタート直後でデイビッド・クルサード(マクラーレン)がトップに立ち、序盤はモントーヤ、ミハエル・シューマッハ、ラルフ・シューマッハ(ウィリアムズ)の4人が激しい接近戦を繰り広げた。

【F1モナコGPリザルト】クルサード、死んではいない
1:クルサード(マクラーレン)/2:M.シューマッハ(フェラーリ)/3:R.シューマッハ(ウィリアムズ)/4:トゥルーリ(ルノー)/5:フィジケラ(ジョーダン・ホンダ)/6:フレンツェン(アロウズ)

ハッキネンが復帰を検討中
「決断を下す前にはまだ数週間あるからね。まずは今週末がどうなるかを見てみよう。まだ時間はたっぷりあるから、それほど気にしてないよ」

ニキ・ラウダ対エディ・ジョーダンが激しいバトル
ジャガー対ジョーダンで激しいチームボス戦争が勃発した。口火を切ったのはニキ・ラウダ。先日ジョーダンが発表したコスト削減策などについて厳しいコメントを寄せた。「チームの面倒を見るよりも、高価なヨットをコレクションするほうが好きなようだね」と。

【F1スペインGP決勝】シューマッハ完全勝利、あとはドタバタ

アレジ「マクラーレンのトラブルはエンジンと関係ない」
予想以上の苦しい戦いとルノーの台頭で、コンストラクターズ3位の座も危ぶまれるマクラーレン・メルセデス。不調の根本は新型となったメルセデス・エンジンにあるとささやかれているが、テストに参加したジャン・アレジは違う意見を持っている。