14戦12勝と圧倒的な強さを見せる今シーズンのフェラーリ。3強時代と言われた昨シーズンから差は広がる一方に見えるが、この状況に歯止めをかけるべく、ウィリアムズとマクラーレンが協力体制を築くことになりそうだ。フェラーリ以外で唯一今シーズン勝利を挙げている2チームは、同じミシュランタイヤを採用しているとあって、まずはタイヤから開発作業を進めるようだ。
「我々は彼ら(ウィリアムズ)に勝つために死ぬ気で頑張っているし、彼らはウチに勝つために頑張っている。だから全てを分かち合うわけにはいかない。だが我々にはタイヤという明確な共通議題があるわけだから、それには共同で作業を進めていきたい」とマクラーレンのマネージングディレクターのマーティン・ウィトマーシュ。
イギリスにベースを置くチームで、ドイツ製エンジンを採用するなど共通点も多い両チーム。フランク・ウィリアムズ、ロン・デニスの両代表も古い友人とあって協力体制を築くのはそう難しいことではなさそう。今シーズン予選ではいいパフォーマンスを見せながら、それを決勝に活かすことができていないミシュランタイヤ。今シーズン終了後の冬のテストが飛躍の大きな鍵を握りそうだ。
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