MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。

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2025年から111年前にあたる1914年の12月1日、アルフィエーリ・マセラティは兄弟とボローニャで小さな自動車工房を立ち上げた。

マセラティ ティーポ26マセラティ ティーポ26

その名を掲げたレーシングカーは、大戦間の欧州で行われた数々のグランプリ、そして戦後のF1において、人々の記憶に刻まれ語り草となるような、数多の勝利を刻み続けた。生粋のレーシング・コンストラクターとして自動車を造り続けるマセラティの伝統、そしてイタリアン・スポーツGT(グランドツアラー)の老舗ブランドとしての矜持は、ここに由来するのだ。

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◆マセラティの美学とGT哲学

マセラティ 5000 GTマセラティ 5000 GT

イタリアン・デザインの美学、レースの血統、そして誇り高いクラフトマンシップゆえに、マセラティの名は依然として‘エンスージアスト’と呼ばれる自動車愛好家の憧れであり続けている。GTとしてのマセラティの特長を端的に言えば、速く、快適で、優雅で美しいこと。いつの時代もテック&エンジニアリング・カンパニーとして一切の妥協をせず、「走りの美学」と「勝利への情熱」を両輪に、マセラティが黎明期より磨いてきた価値観は、今日にも受け継がれている。

マセラティ A6 1500マセラティ A6 1500

‘1’とはレースでは着順として勝者だけが得られる結果であり、それが三位一体のように綺麗に3桁で並ぶ幾何学か秘数のような瞬間を、長い歴史の中で大事な節目と捉えるからこそ、マセラティは111周年を祝う特別なモデルを用意した。まずその第1弾が111周年を記念して発表された「グレカーレ ネリッシモ リミテッド」だ。これは通常設定としては廃止されたネリッシモ パッケージを今回だけ、特別に再び導入する運びとなった。

◆111周年記念「グレカーレ ネリッシモ リミテッド」の魅力

111周年記念「グレカーレ ネリッシモ リミテッド」111周年記念「グレカーレ ネリッシモ リミテッド」

グレカーレ ネリッシモ リミテッドは、上質感の豊かな白、”ビアンコ“(ホワイト)をボディカラーに纏いつつ、インテリアには”ネロ・グリージョ“(ブラック)という限りなく黒に近い濃いグレーという、美しいコントラストに仕立てられた1台だ。単なるモノトーンではない。きわめて繊細で艶っぽい白と黒のニュアンスに合わせ、ウィンドウフレームやテールパイプフィニッシャー、ブレーキキャリパーにも、特別に黒があしらわれている。一見、控えめなように見えて、比類なくエレガントで洗練された存在感が、確たるものとして感じられる。それは画像ではなく、現車をリアルに目の前にすることでしか体感しづらい種類のものだ。

111周年記念「グレカーレ ネリッシモ リミテッド」111周年記念「グレカーレ ネリッシモ リミテッド」

しかもグレカーレ ネリッシモ リミテッドは、20インチホイール、パノラマサンルーフ、リヤプライバシーガラスといった、かねてより要望の高いオプションを標準装備し、111周年にかけて車両価格は1110万円となっている。日本限定わずか10台ながら、どちらかといえばモダンな車型、つまりグレカーレという最新SUVに、111周年の祝福と普遍的な美しさを託したこの限定モデルは、マセラティが自らの歴史を未来へ繋ごうとする、象徴でさえある。

グレカーレは今や、マセラティのSUVラインナップを担うモデルであり、「毎日が格別」というテーマを体現する一台といえる。SUVというカテゴリーは利便性や実用性が重視されるあまり、各ブランドの個性が曖昧になりやすいが、マセラティのGT、つまりグランドツーリングのための車という哲学の前では、その本質は失われることはない。均整のとれた空力的なシルエットは力強く優美で、ロングノーズと引き締まったキャビンというクラシックなプロポーション、そして時には俊敏でありながら安定感に満ちたハンドリングを備えている。それらが日常的な使いやすさと矛盾しないところが、最新鋭のマセラティたるゆえんだ。

グレカーレを毎日、触れていると感じられる「マセラティらしさ」とは、スタイルの美しさや走りの楽しさだけにとどまらない。シートからダッシュボードに至るまで、ナッパレザー張りの精緻な意匠と、室内を自由に走り回るようで正確無比に計算されたステッチワークの丁寧さは、イタリアン・クラフトマンシップの顕現そのものだ。

また総計33.4インチもの画面を備えたコックピットと聞くと、どれだけスクリーン画面が面積を占めているのかと思うが、グレカーレでは丁寧に最適に配分されている。まずステアリングの向こうの12.3インチの液晶メーターは読み取り専用。12.3インチのセントラルディスプレイと8.8インチのコンフォートディスプレイは、タッチパネルとして前者が車両設定やインフォテインメント全般、後者がエアコンやシートのヒーター&ベンチレーターといった快適性に関わる操作を司る。しかも両者はドライバーが左手を出して操作しやすいよう、仰角をつけてエルゴノミックに配置されており、上下の中間にはATシフトのインターフェイスとしてPRND/Mのセレクタボタンがある。走行中の変速はステアリングから手を離さず、パドルシフターで可能だ。見やすさと操作しやすさにこだわった、しかも無駄がなく美しいレイアウトといえる。画面がただ大きければ先進的なのではなく、ユーザーを置き去りにしない優しいUI設計は、昨日今日ではなく、デジタルの時代に対応したマセラティGTならではの普遍的なインターフェイスとして、昇華されている。

甘やかなナッパレザーの触感や、伸びやかなグラフィックラインに囲まれるだけで満足させるのは、じつはイタリア的感性ではない。時代の進化を受け止めつつ、幾何学的できわめてシンプルに実利性を求めたインターフェイスには‘イタリアならではの合理性’が認められるはずだ。かといって車としての主張が強いようで、じつは乗り手をつねに際立たせて最大限に尊重する造りというか、設計思想でもある。そこが単なる自動車メーカーである以前に、イタリアン・ラグジュアリーの老舗にして名門たるゆえんなのだ。

◆憧れを現実に近づける新グレード「エッセンツァ」と多彩な限定車

マセラティ グレカーレ エッセンツァマセラティ グレカーレ エッセンツァ

もうひとつ特別モデルと並んで注目すべきは、今秋より新たに導入されたエントリーモデル「エッセンツァ」だ。Essenzaとは「本質」のことで、マセラティの名に値する一台、その魅力とは何か? を問い正した、より現実的な形で体験できるよう仕様設計されたグレードとなっている。必要な装備を厳選しつつも、内装の上質さと走りの性能は堅持した、「いつかは」という憧れを「いま選べる」現実へ、引き寄せる存在だ。

従来のエントリーグレードに採用されてきた高品質なフルプレミアムレザー、シートヒーター、アンビエントライトなどの装備は備わっており、ブラック&グレーの落ち着いたトリムとなっている。ボディカラーは標準をソリッドペイントの“ビアンコ”に設定し、メタリックペイント(“グリージョ ラバ”/“ビアンコ アストロ”/“ネロ テンペスタ”)の3色についてはオプションとなる。ミニマムでありながらマセラティらしいソフトな静的質感と、48Vマイルドハイブリッドを組み合わせたパワートレインによる豪快な動的質感、そして自在感の味わえるハンドリングに、何ら妥協はない。

またボディカラー・ビアンコ×ブラック&グレー内装のみならず、インテリアにアイボリーホワイトを採用し、「グレカーレ モデナ」をベース車両に選べる「グレカーレ ビアンコ ノビレ」も登場している。あるいは白を基調とした仕様や、4気筒MHEVモデルのみならず、3ℓ・V6ツインターボのネットゥーノ エンジン530ps+8速ATをベースに、内外装とも漆黒にして21インチホイールを履かせた「グレカーレ トロフェオ ネロ インフィニート」は10台、または深いブルーをまとわせた「グレカーレ フォーリセリエ 深藍エディション」というたった2台の限定モデルもリリースされてきた。

マセラティが、レーシング・コンストラクター起源の自動車メーカーである一方で、老舗のメゾンブランドでもある点は、「顧客の満足度のために、最大限のことを実現して応じる」という態度でもある。だからこそ、‘フォーリセリエ’と呼ばれる極度のパーソナライゼーションプログラムが存在し、カラートリムや素材に関してはありとあらゆる選択肢が実現できる。

◆全国のマセラティ正規ディーラー統一キャンペーン「111th アニバーサリー」

マセラティ111周年記念店舗ディスプレイマセラティ111周年記念店舗ディスプレイ

この秋より、直近では10月11日(土)-13日(月・祝)となるが、全国のマセラティ正規ディーラー25店舗では統一キャンペーンについて「111th アニバーサリー」を展開している。ショールームでは試乗車はもちろん、フォーリセリエの豊富な色見本パーツや仕上がりサンプル、コンフィギュレーターが揃っており、それらを通じて、実際に目で見て手で触れて、ブランドの世界観を五感で味わえる空間となっている。

マセラティ111周年記念店舗ディスプレイマセラティ111周年記念店舗ディスプレイ

現在、マセラティは「トリデンテ50」という特別なファイナンスプログラムや来場者向けの特典も用意している。キャンペーン期間中に足を運べば、上述の限定モデルや記念モデル、エントリーモデルを直に体験することができるので、111周年を祝う特別な期間にマセラティに触れることは、購入を検討している人や、ブランドに興味を持ち始めた人には、貴重なチャンスでもある。111年にわたる歴史と情熱が宿る空間で、グレカーレという新しい物語に触れること。それは単なる試乗ではなく、マセラティならではの「永続する美と走り」を、自らの感覚で確かめる強い体験となるはずだ。週末、最寄りのマセラティ ディーラーでぜひ、確かめてみてほしい。

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《南陽一浩》

南陽一浩

南陽一浩|モータージャーナリスト 1971年生まれ、静岡県出身。大学卒業後、出版社勤務を経て、フリーランスのライターに。2001年より渡仏し、パリを拠点に自動車・時計・服飾等の分野で日仏の男性誌や専門誌へ寄稿。現在は活動の場を日本に移し、一般誌から自動車専門誌、ウェブサイトなどで活躍している。

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