
【F1ブラジルGP決勝】荒れて流れて---マクラーレンは開幕から3連勝
F1グランプリ第3戦ブラジルGP決勝はスタート前の激しい雨のために、スタートが15分遅れ。それもセーフティーカー先導でのスタートとなり、その後もスピンやリタイアが続出。セーフティーカーは何度も導入され、最後は赤旗終了という大荒れの展開となった。優勝したのはキミ・ライコネン(マクラーレン)。

アレジ「ライコネンは現役最速」
F1マレーシアGPで初勝利を挙げたマクラーレンのキミ・ライコネンについて元F1ドライバーのジャン・アレジがコメントした。「彼は現時点での最速ドライバーだと思うよ。若いドライバーが才能を開花させ、勝利することはF1にとっても良いことだ」とアレジ。

ライコネン、初勝利の感想を語る
マレーシアGPで初勝利を収めたマクラーレンのキミ・ライコネンがレース後喜びを語った。「昨年のフランスGPと今年の開幕戦で勝てなかったのはアンラッキーだったと思っていた。でもやっと実現できて、とても嬉しい」

【F1マレーシアGP決勝】予想外のグリッド、スタート直後の接触、で優勝は?
ポールポジションを獲得したのはルノーのアロンソで、2番グリッドにはチームメイトのトゥルーリ。スタート直後、トゥルーリは3位スタートのM. シューマッハと接触、両者ともに順位を落とす。燃料軽めでスタートしたアロンソが早めにピットに入った後、トップを守りきったライコネンがそのままチェッカーを受け、初優勝を飾った。

元チャンピオンが語る「クルサードは過大評価されている」
開幕戦オーストラリアGPで安定した走りを見せ、高い評価を受けているマクラーレンのデイビッド・クルサード。今シーズン、タイトルの可能性もあるのではとの評判もあるが、1979年フェラーリでワールドチャンピオンに輝いたジョディ・シェクターは「クルサードは過大評価されているね」と、全く別の評価を下している。

マクラーレン、マレーシアGPに自信
過去4度開催されているマレーシアGP。3強ではマクラーレンがまだマレーシアGPでは勝利を上げていない。しかしロン・デニス代表はマレーシアでの初勝利に自信を深めている。「誰も未来のことはわからない。いろんな事が起こりうる」

ヒル「クルサードもタイトル候補」
開幕戦でダークホースながら勝利を手にしたマクラーレンのデイビッド・クルサード。2位に入ったフアン・モントーヤが、「彼はラッキーだったため」とコメントするなど、彼の実力には批判的な意見も多い中、1996年ワールドチャンピオンのデイモン・ヒルはチャンピオンの可能性があると太鼓判を押す。

ライコネン、シューマッハとのバトルを語る……F1オーストラリアGP
オーストラリアGPでフェラーリのミハエル・シューマッハと激しいバトルを展開したマクラーレンのキミ・ライコネン。サイドbyサイドの末に1コーナーでシューマッハを押さえ込むことに成功したライコネンが、王者との戦いを「彼とはクリーンなレースで戦えた」と語った。

【F1オーストラリアGP決勝】11番スタートから優勝、クルサード
勝利を手にしたのは予選11番手スタートだったマクラーレンのデイビッド・クルサード。2位モントーヤ、3位にライコネンという結果に。ディフェンディングチャンピオンのシューマッハは4位で表彰台を逃し、フェラーリの連続表彰台記録は53、シューマッハの連続表彰台記録は19戦でストップした。

【F1オーストラリアGP】サーキットデータ---景観よいがダーティ
それまでアデレードで開催されてきたグランプリがメルボルンに場所を移した1996年より、開幕戦を務めているオーストラリアGP。公園内にある湖をぐるりと周回するサーキットは景観もよい。