マクラーレン、新車投入はニュルブルクリンク?
先週、ついにポール・リカールでベールを脱いだマクラーレンのニューマシン「MP4-18」。テストではハイドロ系のトラブルのため予定マイレージを重ねることができなかったが、新車の実戦デビューはニュルブルクリンクでのヨーロッパGPになる確率が高いようだ。
    ラルフ、マクラーレンのオファーを期待
ウィリアムズとの契約が2004年に終了するラルフ・シューマッハ。パナソニック・トヨタ・レーシング移籍が有力視されていたラルフだが、マネージャーのウィリー・ウェーバーはマクラーレンからのオファーにも期待しているようだ。
    ライコネンとラルフが路上でバトル
マクラーレンのキミ・ライコネンとウィリアムズのラルフ・シューマッハがドイツ、シュトゥットガルト市の路上でF1マシンを走らせた。これはドイツの自動車クラブADAC(Allgemeine Deutsche Automobil-Club)の100周年を記念して企画されたイベントの一環。
    マクラーレン「MP4-18」がついに登場…デビューは?
マクラーレンのニューマシン「MP4-18」がついにベールを脱いだ。マクラーレンは水曜日ポールリカールでお目見えを行った。チーム首脳陣の目の前で、コクピットに収まったテストドライバーのアレクサンダー・ブルツはトラブルなくインストレーションラップを走りきった。ヨーロッパGPでのデビューが濃厚ではないかと噂されている。
    マクラーレン、モナコGPでの新車投入はなし
オーストリアGPでキミ・ライコネンが2位に入ったものの、ついにチャンピオンシップ首位の座をフェラーリに奪われてしまったマクラーレン。ニューマシン「F2003-GA」投入後、圧倒的な強さを見せるフェラーリに対抗したいところだが、次戦モナコでの新車投入の予定はないようだ。
    シューマッハ「ルノーはまだ脅威でない」
チャンピオンシップでもだいぶ盛り返してきたフェラーリのシューマッハ。ルノーのアロンソの台頭により、F1勢力図が塗り替えられているとの見方が出てきているが、シューマッハはその見方に否定的なようだ。「たった1つのレースを見て判断するのは適切じゃないと思う。メインのライバルがマクラーレン・メルセデスであることに変わりはない」
    ブルツ、結局マクラーレン残留へ
スペインGP開幕直前に、一気に注目を集めたのがアレクサンダー・ブルツ。不振にあえぐジャガーのアントニオ・ピッツォニアの代役として名前が挙がっていたが、結局はマクラーレンに残留することで決着した模様。
    トッド「フェラーリのライバルはマクラーレン」
スペインGPでニューマシン「F2003-GA」を投入し、見事優勝。マクラーレンとの差を一気に縮めることに成功したフェラーリ。ルノーのアロンソという新勢力も台頭してきているが、トッド代表はライバルはマクラーレンの2台だと明言する。「まもなくデビューする彼らのニューマシンがどのサーキットでも強力であることはすでに分かっている」
    【F1ワールドGW総括…その1】ラルフとブルツの移籍話ほか
2004年にスパ復活?/ウェーバーが同僚に厳しいエール/ブルツのジャガー入り間近か?/ウェーバー、チームメイトにアーバイン指名/アンダーソン代表がラルフの獲得についてコメント/シューマッハ現役続行宣言
    メルセデスが他チームへエンジン供給
現在マクラーレンだけにエンジン供給しているメルセデスが来年から他チームへの供給を視野に準備を進めていることが明らかになった。これまでは複数のエンジンを供給することに否定的な立場をとり、マクラーレン1チームだけに全エネルギーを注いできたメルセデスだが、法外な開発コストを効率よく減らすためにも、複数のエンジン供給を選択したようだ。
