元F1ドライバーのジャン・アレジが2003シーズンについてコメントし、様々な新レギュレーションによってもたらされた変化を歓迎した。「なんというグランプリだったのだろう。輝きのなかった昨シーズンを経て、F1はオープニングからファイナルラップまで驚きのスペクタクルの連続になった」
「僕がそのことを嬉しく思っていることは否定しようもない。テレビの前に釘付けになったよ。インテルラゴスで起きた展開から一瞬たりとも目を離したくなかったんだ。フェルナンド・アロンソ(ルノー)の大ファンになったよ。あとジャンカルロ・フィジケラ(ジョーダン)の勝利はとても嬉しかったね。彼には速いマシンにふさわしい。僕の意見では彼はその世代の中で最も才能あるドライバーだ」
「マクラーレン・メルセデスの好成績も相応だ。冬のテスト以来、彼らが素晴らしいパフォーマンスをしてくれると確信していたからね。ニューマシン『MP4/18』が出てくるのが待ちきれないよ。これによってチームはさらにレベルを上げるはずだ」とアレジ。
アレジが今年参戦するDTMシリーズは今月26日ホッケンハイムで幕を開ける。彼はそのほかにイタリアのテレビ局RAIでグランプリの分析なども行う。