【F1サンマリノGP決勝】母に捧げる復活勝利---シューマッハ

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【F1サンマリノGP決勝】母に捧げる復活勝利---シューマッハ
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2003年、ヨーロッパでの開幕戦となるサンマリノGP。ポールポジションを獲得したフェラーリのミハエル・シューマッハが優勝を飾った。前日の予選後、危篤状態に陥った母、エリザベスさんの病院を訪れるためドイツに戻ったシューマッハ兄弟。最愛の母の最期を看取った2人は決勝朝に再びサンマリノ入りし、フロントロウで激突。

スタートは弟ラルフ(ウィリアムズ)が制したものの、一度目のピットストップ後に逆転したミハエル・シューマッハは今シーズンこれまでの不振を振り払うかのような完璧なレース運びで、見事に復活勝利。天国の母に65勝目を送った。2位にはマクラーレンのキミ・ライコネンが入り、開幕以来4戦連続の表彰台。抜きどころのないサンマリノながら、終盤ラルフをオーバーテイクしたルーベンス・バリケロが3位に入り、フェラーリの本拠地でダブル表彰台を決めた。

荒れたレースが続いていた今シーズンだったが、今回は大きな混乱もなく、16台が完走。B・A・Rホンダのジェンソン・バトンが8位に入り、1ポイントを獲得。オリビエ・パニスが9位、クリスチアーノ・ダマッタ12位とトヨタ勢は今シーズン初となる両ダブル完走を果たした。

《編集部》

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