
【新聞ウォッチ】松下電器、社長交代と温風機事故の処分発表
予想がつきにくいのは、社長交代の発表のタイミングも同じである。逆風の中、松下電器の中村邦夫社長が、大坪文雄専務に経営のかじ取りを任せるというトップ交代を発表した。きょうの各紙が報じている。

【新聞ウォッチ】春闘06---トヨタ、ボーナス満額回答へ
トヨタ自動車は、06年春闘の賃上げ交渉で、労働組合が組合員平均で237万円を要求していた年間一時金(ボーナス)について、満額回答する方針を固めたという。きょうの読売が報じている。妥結すれば7年連続の満額回答。

【新聞ウォッチ】トヨタ・GM、燃料電池車の共同研究打ち切り?
朝日は「トヨタ自動車とGMが取り組んでいる燃料電池車の開発に向けた共同研究を、3月末で打ち切る方針を固めた」と報じている。「普及まで10年以上かかるとされる今後の見通しも不透明なため、両社は共同研究や情報交換の必要性も薄らいだと判断した…」

【新聞ウォッチ】2005年の広告費、ネット広告が大幅増
電通によると2005年の日本の総広告費は5兆9625億円で前年比1.8%の増加。このうちインターネット広告費は2808億円で、前年比54.8%の増加となったという。ネット広告費のうち、モバイル広告費は288億円、検索連動広告費は590億円となった。

【新聞ウォッチ】日野、カナダでトラックの生産を検討
日野自動車がカナダで自社ブランドのトラックの組み立て生産を検討しているという。オンタリオ州に組み立ての拠点を年内にも設け、現地市場向けに年間約1500台を組み立てる意向で、国内のトラックメーカーとしては初めての現地組み立てとなる。

【新聞ウォッチ】偽装問題、自動車専用道の建設工事にも波及
国土交通省などが発注した自動車専用道路「能越自動車道路」の建設工事で、高架道路の橋脚を支える基礎杭が設計基準より最大10%も細いにもかかわらず、工事業者が橋脚2基の杭に偽装を施し、国交省の検査をパスしていたという。

【新聞ウォッチ】80年代の日産を彷彿させるJAL内紛劇
朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。

【新聞ウォッチ】トリノ五輪、日本惨敗に豊田章一郎氏もやきもき
「あと一歩のところで、メダルを逃してばかりで残念でならない」と、トリノ五輪での日本人選手の不振ぶりにやきもきするのは豊田章一郎・トヨタ自動車名誉会長。練習方法にも“カイゼン”が必要であると分析する。

【新聞ウォッチ】「利益は社員にも配分を」奥田会長が“愛情”発言
2006年春闘が本格化しているが、日本経団連の奥田碩会長は、「企業業績が向上しつつある中で労働側への分配が少なくなる傾向があり、経営側も配慮する必要がある」と指摘し、稼ぎ出した一定の利益を社員にも配分すべきだとの考えを示したという。

【新聞ウォッチ】豊田英二氏の三男、周平氏がトヨタ紡織社長に
トヨタグループの源流企業であるトヨタ紡織の次期社長に豊田周平副社長が昇格するという。きょうの日経が報じている。本並正直社長は代表権のある会長に就く見通しで6月下旬の定時株主総会後の取締役会で正式決定する。