気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2006年4月17日付
●ゆりかもめ きょう臨時ダイヤで復旧(読売・1面)
●スズキ、夜道でも快適ドライブ「Kei」一部改良(読売・6面)
●英でディーゼルエンジン本格生産 ホンダ、年度内に(読売・9面)
●子育て、介護支援に本腰、妊娠したらすぐ休職 日産(読売・9面)
●再発防止の慰謝料焦点、タイヤ脱落死傷 あす判決 横浜地裁(東京・22面)
●コスモ石油製油所で爆発 市原、けが人なし(東京・23面).
ひとくちコメント
14日夕刻起きた東京の臨海部を走る新交通システム「ゆりかもめ」の車輪脱落事故で週末の15、16日は始発から全線運休。きょうの各紙には故障の原因が車軸とタイヤをつなぐ「ハブ」と呼ばれる部品が破断していたとの運行会社の調査結果を大きく取り上げている。
ゆりかもめは、お台場海浜公園をはじめ、有明テニスの森といった観光スポットを結ぶ。トヨタが運営するショールーム「メガウェブ」の主要アクセスでもある。この週末は、「通常の土日よりも集客力が悪かった」と、沿線の施設にも影響が広がっていたという。
無人運転が可能で安全性が高いとされる新交通システムの事故。今朝からは運転を再開、人身事故につながらなかったのが不幸中の幸いだが、閑古鳥が鳴く“陸の孤島”ではシャレにもならない。