
【新聞ウォッチ】ゴーン社長、GMとの提携に「前向きに検討?」
気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

GMと日産 ルノーの大連合が浮上
米国の投資家カーク・カーコリアン氏の投資会社トラシンダが米GM(ゼネラルモーターズ)と日産自動車および仏ルノーの提携を促す動きに出たことが1日までに明らかになった。

日本GM、たった3カ月でトップ交代
米ゼネラルモーターズは、リック・ブラウン氏が7月1日付けで、日本ゼネラルモーターズとゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパンの社長に就任すると発表した。

GM、デルファイで4万8000人が早期退職へ
GMでは、3万人規模のリストラを発表していたが、すでに時給労働者3万5000人が早期退職に応じる返答を行ったという。また経営破綻したデルファイの労働者のうち、UAW(全米自動車労働者組合)に加盟している1万2600人も早期退職プランに乗り気で、両社で早期退職に応じる者は4万8000人規模に上る見込みであることが明らかになった。

GMの早期退職に3万5000人が応募
米GM(ゼネラル・モーターズ)は26日、北米工場の時間給従業員を対象に募集していた早期退職制度に約3万5000人が応募したと発表した。昨年11月に発表した北米リストラ計画で、3万人の従業員削減を盛り込んでいたが、計画を上回る応募となった。

ムーディーズとS&PがGMの格付けを引き下げへ
格付け大手のムーディーズ・インベスターズ・サービスとスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が相次いでGM(ゼネラルモーターズ)の格付けを引き下げた。

GMヨーロッパ、生産の乱れで部品を空輸
GMヨーロッパは、先週末、生産現場の混乱から生じた部品不足を解消するために、部品の空輸を行う事態に陥った、と20日付けの英『フィナンシャル・タイムス』紙が報じている。

いすゞとGM、資本提携を解消しても新しい合弁…ピックアップ共同開発
いすゞ自動車とゼネラルモーターズ(GM)は、次世代ピックアップトラックとその派生車プラットフォームの共同開発における企画・管理を行っていくことで合意したと発表した。

ビュイックの新CUVはラグジュアリー
GMではビュイックブランド強化のため、来年の夏新型クロスオーバー『エンクレーブ』を販売開始する。エンクレーブは現行の、スタイルに悪評が高い『ランデブー』、トラックベースの『レイニエ』の後継モデルと目されるが、現時点ではこの2モデルは2007年も継続して販売される予定。

【新聞ウォッチ】スズキ-GM、紙面でもしたたかな駆け引き
W杯一色のなか、日経は1面準トップで「スズキ、GMと2009年メドにハイブリッド車を開発、北米向けSUV投入」と報じている。GMは今年3月、スズキへの出資比率を20%から3%に引き下げており、提携解消も時間の問題のようにもみられたが……。