
【新聞ウォッチ】GMの最終損益1兆円弱、赤字もビッグ
ゼネラルモーターズが発表した05年12月期決算は、最終損益が85億5400万ドル(約9900億円)の大幅赤字を計上、92年以来、13年ぶりの年間赤字に転落したという。きょうの各紙が大きく報じている。

デトロイトの危機に、米政府介入もあり?
デトロイトを抱える地元ミシガン州選出の国会議員が動き始めた。ブッシュ大統領に対し、「海外のライバルと自動車メーカーが互して行けるよう、貿易法、税制面で対応すべきだ」との意見書を提出した。

GM世界販売、27年ぶり900万台達成
GM(ゼネラルモーターズ)は、2005年のGMの乗用車とトラックの世界販売台数が、前年比2%増の917万台となったと正式に発表した。世界最大の自動車メーカーであるGMの年間販売台数が900万台を超えたのは2回目、27年ぶり。

井田いすゞ社長、GMとの事業は密接
いすゞ自動車の井田義則社長は19日、報道関係者との懇談で資本提携先のGM(ゼネラルモーターズ)との事業提携は密接であり、資本提携の解消には至らないとの見解を示した。

GMワゴナー会長、北米再建の最優先を宣言
ゼネラルモーターズのリチャード・ワゴナー会長兼CEOは、証券アナリストとの会談で「GMは2006年の財務状況の改善と長期的な成功を実現するために、北米再建計画の実施を急速に進めている」と語った。

渡辺トヨタ社長がワゴナーGM会長と会談…先端分野
トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は、このほどデトロイトでGM(ゼネラルモーターズ)のリック・ワゴナー会長と会談したことを明らかにした。両社による先端分野技術協力(CAT)について意見交換した。

GM、ヨーロッパでの販売も順調
GM(ゼネラルモーターズ)は、ヨーロッパ市場の2005年度の乗用車/小型商用車の販売台数が前年比で1.1%増の198万2300台となったと発表した。全体成長率が1%未満と低迷するヨーロッパの自動車市場で、業界成長率を上回る結果となった。

GMの販売台数、中南米・アフリカ・中近東で過去最高
GM(ゼネラルモーターズ)は、中南米・アフリカ・中近東地域(LAAM)の販売台数が前年比20%増の88万台と過去最高になったと発表した。マーケットシェアも17.7%で過去最高だった。これにより同地域でのGMの販売とマーケットシェアは8年連続でナンバーワンだった。

花粉、ほこりを除去するエアコンフィルターを発売
日本ゼネラルモーターズのACデルコ事業本部は、ACデルコエアコンフィルターを発表した。カーエアコンも家庭用エアコンと同様に、フィルター交換が必要で、カーエアコンのフィルターが汚れて目詰まりすると、通気が悪くなり、エアコンの風量は低下、ガラスの曇りの原因となる。

不振のGM、アジア太平洋地域では過去最高の販売を記録
米国では経営破綻説も流れているGMだが、アジア太平洋地域では販売が好調だ。同地域の05年の販売台数は過去最高の106万5000台を記録し、単年ベースで初めて100万台の大台を超えた。