【新聞ウォッチ】日産 ルノーとの提携交渉を協議へ、GMが取締会

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2006年7月7日付

●日産・ルノー提携 GM7日協議 社外取締役の動向焦点(読売・8面)

●三菱ふそうもハイブリッド トラックで3社目(読売・8面)

●GM会長提携反対主張へ米紙報道きょう取締会(朝日・12面)

●「走り」より実用性重視スポーツ車不振 セリカもインテグラも 生産打ち切り(毎日・8面)

●ミニバン、コンパクトカー上半期販売も好調(毎日・8面)

●日産、世界戦略ミニバン投入(産経・9面)

●シボレーの輸入権返上 スズキ(産経・9面)

●トヨタ「レクサス」に1500万円スポーツ車投入 (日経・13面)

ひとくちコメント

きょう7日に開かれるゼネラルモーターズ(GM)の取締役会の行方が注目されている。きょうの各紙にも取り上げられている。

朝日などによると、米紙『ウォールストリート・ジャーナル』は、GM執行部は仏ルノー・日産自動車連合との提携案に反対する主張を展開する、と報じた。大株主からの提案のためすぐに拒否はせず、社内に検討チームを立ち上げるが、提携効果と提案手続きの双方に疑問を提示するという。また、毎日などは「カルロス・ゴーン氏が来週14日、GMのワゴナー会長兼最高経営責任者と米デトロイトで会談する見通しとなった」と伝えている。

前代未聞の大連合が成立するのかどうか、まずは取締役会の結論を待つしかないが、それにしても連日のように紙面をにぎわす宣伝効果は大きいようだ。

《福田俊之》

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