米国の投資家カーク・カーコリアン氏の投資会社トラシンダが米GM(ゼネラルモーターズ)と日産自動車および仏ルノーの提携を促す動きに出たことが1日までに明らかになった。トラシンダはこのほどGMのリチャード・ワゴナー会長兼CEOおよび日産とルノーの首脳あてに提携を提案する書簡を送付した。カーコリアン氏はGM株を約10%保有しており、経営再建を助言するためトラシンダ顧問のジェローム・ヨーク氏をGMの社外取締役として派遣している。カーコリアン氏は最近、日産とルノーの社長兼CEOであるカルロス・ゴーン氏と米国テネシー州で会談し、3社の提携について議論したと報じられている。日産とルノーは3社提携に関してコメントを控えている。
【調査レポート】米国におけるモビリティ市場調査~主要動向・プレイヤーおよびトランプ政権下における通商政策・環境規制~ 2025年9月1日 本レポートは、米国由来の主要プレイヤーを多角的に分析。GM、F…