
富士重の第3四半期連結決算…減収ながら増益、通期も上方修正
富士重工業(スバル)が発表した2005年4-12月期の連結決算は、売上高が前年同期比1.0%減の1兆395億円、営業利益が同41.9%増の376億円と減収増益となった。

【新連載コラム*AutoStanding】スバルディーラー改革の意外な切り口
昨年末から日本の自動車メーカーは国内販売網の再構築の動きを加速させているが、富士重工においても2006年度から 3年間で最大 600 億円を546 あるスバルディーラー店の30− 40% に投じ、店舗の改築・改装を実施する。また、老朽化している店舗が多く存在する地方のディーラーを中心に移転・再編・改築を行う。

富士重、戦闘ヘリコプターの初飛行に成功
富士重工業は、防衛庁から受注していた陸上自衛隊向け戦闘ヘリコプター『AH-64D』(通称「アパッチ・ロングボウ」)が社内で初飛行に成功したと発表した。

富士重の国内生産が2年ぶりマイナス…05年実績
富士重工業(スバル)が発表した2005年の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年比1.5%減の58万8488台と前年割れとなった。国内生産は、輸出は順調だったものの、国内向けの『R2』の販売が低迷し、2年ぶりに前年を割り込んだ。

【スバル フォレスター 一部改良】乗り心地と安定感が向上
一部改良が実施されたスバル『フォレスター』は、ヘッドライトなどの小変更とともに、足回りにも変更が加えられている。

富士重、メキシコ参入を決定
富士重工業は、メキシコ市場に参入すると発表した。現地の販売会社とスバル車の取扱い契約を締結した。3年以内に年間販売2000台をめざす。

富士重、今年から航空機事業が収穫の時期に
富士重工業の竹中恭二社長は13日の新春会見の中で、航空機事業について触れ、「今年は全力疾走する年になる」と語った。民間向けでは、米国ボーイング社の次世代旅客機『787ドリームライナー』向けの中央翼の生産が始まる。

「2006年の最重要課題は販売店の質の向上」と富士重工の竹中社長
富士重工業(スバル)は13日、都内で新春会見を行い、その席上、竹中恭二社長は「今年の最重要課題は販売店の質の向上」と強調した。「従来、ややもすると台数ということが優先施策になっていた」。

【株価】富士重工、販社削減報道でも無反応
ハイテク株や建設・不動産株を中心に買いが入り、全体相場は3日続伸。もっとも、利益確定の売りも活発で、平均株価の上げ幅は10円に満たなかった。外為市場での円高基調に警戒感が強まり、自動車株は全面安となった。

富士重工、国内販売網を再編統合
富士重工業は、国内の6地区で系列ディーラーの統合を実施すると発表した。北海道、中部地区、近畿地区、四国地区、北部九州地区、南九州地区の6地区で、ディーラーを合併(一部営業譲渡)する。