
富士重、産業機器カンパニーの全国的販売会社を設立へ
富士重工業は、産業機器カンパニーの国内営業力を強化するため、全国規模の販売会社を4月4日に設立すると発表した。富士重の営業政策の一元化を図るとともに、各支店への権限の委譲による地域密着型の営業と、販路の拡大やサービスの向上を図るのが狙い。

富士重、アパッチ・ロングボウ初号機を防衛庁に納入
富士重工業は、陸上自衛隊向け戦闘ヘリコプター「AH-64D」(通称「アパッチ・ロングボウ」)の初号機を完成、15日に防衛庁に納入した。

【池原照雄の単眼複眼】富士重のトヨタ子会社化、意外と早い?
トヨタ自動車と富士重工の提携合意内容は、想定されていた以上に両者の急接近を示すものとなった。これには、兵たん線が伸びきったトヨタにも提携の成果を急がねばならない事情があるようだ。水平対向エンジンや4WD技術は学ばなければならない」(豊田章一郎名誉会長)というのは、単なる外交辞令ではなさそうだ。

富士重、中期経営計画を抜本見直しへ
富士重工業(スバル)の竹中恭二社長は、「トヨタ自動車との資本提携で新しい中期経営計画を今春まとめる」と述べ、現在の中期経営計画を抜本的に見直す方針を示した。

トヨタ渡辺社長、富士重との提携事業は一歩づつ?
トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は、富士重(スバル)との業務提携の拡充について「一つ一つ確実にやってから段階的に進めていく」と述べ、今後は今回決まったプロジェクトの実行に力を入れていく方針を示した。

【株価】提携効果で富士重続伸
利益確定の売りが優勢となり、全体相場は4日ぶりに反落。見送り気分が強く、市場全体の出来高は低水準。自動車株は総じてさえない動きとなった。こうした中、トヨタとの提携を正式発表した富士重工業(スバル)が26円高の699円と続伸。

【新聞ウォッチ】トヨタ・富士重両社長、「掛け合い漫才」も
途中、記者から渡辺社長への質問に対して竹中社長が「私も述べていいですか」と割って入ったため、渡辺社長も「掛け合い漫才みたいだが……」とフォロー。業界では論客と言われている二人が早くも名コンビぶりをアピールした。

「身震いするほどうれしい」と富士重工の竹中社長
トヨタ自動車と富士重工業(スバル)は13日夜、資本提携に基づく業務提携の具体策を発表したが、その席上、富士重工の竹中社長は「北米の生産拠点、SIAにトヨタ車の生産設備が導入されることは、身震いするほどうれしい」と笑顔で語った。

竹中富士重工社長、07年のハイブリッド投入は白紙撤回
富士重工業(スバル)の竹中恭二社長は13日、2007年に試験販売を計画していた「ターボパラレルハイブリッド」の開発計画を白紙撤回したことを明らかにした。トヨタ自動車との業務提携発表の記者会見後に語った。

渡辺トヨタ社長、富士重工とは「共通するDNAが」
資本提携から5カ月を経て業務提携内容を発表したトヨタ自動車の渡辺捷昭社長と富士重工業(スバル)の竹中恭二社長は13日の記者会見の席上、異口同音に両社には相性の良さがあると指摘した。