資本提携から5カ月を経て業務提携内容を発表したトヨタ自動車の渡辺捷昭社長と富士重工業(スバル)の竹中恭二社長は13日の記者会見の席上、異口同音に両社には相性の良さがあると指摘した。
渡辺社長は「提携発表からわずか半年でここまで漕ぎ着けたのは、竹中さんのところと私どものDNAには共通のものがあるという思い」と述べた。一方の竹中社長も提携内容の詰めが短期間で進んだことを「大きな成果」とし、「トヨタさんとの親和性みたいなものがあったのかと思う」と感想を語った。
さらに渡辺社長は、「当社の技術者から(交流している)富士重工さんの技術者のポテンシャルは非常に高いと聞いており、心強く思っている」と述べ、新たなパートナーに最大級の敬意とエールを送った。