マイクロソフトは24日、車載情報端末向けのOS(基本ソフト)『Windows CE for Automotive』の最新版にあたる『Windows Automotive4.2』を発表し、東京都内でカーナビゲーションメーカーの技術者などを対象とした説明会を開催した。
トヨタ自動車は、23日『カローラスパシオ』をマイナーチェンジし、発売した(既報)。フロントやリヤの外観を変更するとともに、車載情報サービス「G-BOOK」対応ナビをオプション設定した。G-BOOKの採用はWiLL『サイファ』に続いて2台目、専用端末でない、ナビの機能としての採用は初めて。
新型『プリウス』の正式発表は今年秋ごろと言われているが、日本での市販モデルには『G-BOOK』対応のカーナビゲーションが標準装着される予定だ。また、機器はブルートゥースにも対応し、ハンズフリーシステムなどはワイヤレスで使えるようになる。
GMのオンスターで提供されているサテライトラジオ、XMサテライトが、記念すべき登録者50万人突破を発表。XMは100チャンネルを超えるデジタルオーディオチャンネルを提供し、全米どこでも同じクオリティのサウンドが楽しめるのが特徴。
クラリオンは、日産自動車が今月から発売し、『エクストレイル』の特別仕様車に、同社のカーナビ2種を納入する、と発表した。日産が発売したエクストレイル「ナビエディション」に納入するもので、CD・2DINモニター一体DVDナビと、収納型モニター一体型DVDナビを納入する。
デンソーと独ロバートボッシュは14日、カーナビ用のLSIなどを開発する新会社「アドバンスト・ドライバーインフォメーション・テクノロジー」を合弁で設立することで合意した、と発表した。
トヨタ自動車は5月にも販売店装着のカーナビゲーション・2003年モデルを発売する見込み。今年の目玉は、やはり「G-BOOK」対応モデルを新たにラインナップすることだ。あくまで通信ユニットをオプションで追加装着することでG-BOOKが使えるようになるものだが、これによってG-BOOKのユーザーは一気に拡大するものと思われる。
トヨタから5月にも発売される新型『ラウム』にG-BOOK対応ナビが用意されるとは既にお伝えしたが、このナビに装着できる通信ユニットは発売が8月までずれ込む見通しとなった。
昨年の春モデル『CU-V7000R』に搭載され、この際にも「認識性能は抜群」と評された音声認識エンジンの性能だが、それが今回の『CU-H8000』ではさらに向上した。認識できる語彙は55万語まで拡大
三菱電機製のカーナビゲーションの特徴的な機能として、JAVAテクノロジーを利用したゲームなどのアプリケーションがある。もちろんこの路線は『CU-H8000』にも継承。数種類のゲームなどがあらかじめバンドルされている。