ホンダアクセスは、Gathers(ギャザズ)シリーズの新ラインナップとしてホンダ車専用に開発したHDD DVDナビコンポ7機種およびリア席モニターとオーディオ新商品5機種を含む10機種を6月7日から発売する。
ハードディスクナビといえば、音楽をリッピングして収録する機能をプラスするのが、すでに“お約束”となりつつある。他社製を含めた従来商品では収録曲数の多さや、倍速録音などリッピングのしやすさで競ってきたが、パイオニアは新機軸を打ち出した。
カロッツェリアHDDサイバーナビの2004年モデル『AVIC-ZH900』シリーズで新たに採用された機能のうち、掛け値なしに「これは便利だ」と言えるのが、過去の渋滞データを利用した渋滞予測機能だ。
パイオニアは12日、カロッツェリアシリーズのカーナビゲーションとしては、ハイエンドモデルにあたる「HDDサイバーナビ」シリーズの2004年モデル『AVIC-ZH900MD』など4機種を発表した。
今回発表されたクラリオン(アゼスト)の2DINタイプカーナビ3機種は、いずれも東芝製の20GB容量HDDを搭載。地図や検索用のデータを収録するだけでなく、約8GB相当を音楽リッピング用のスペース「ミュージックキャチャー」として使うことができる。
パイオニアは、「カロッツェリア」シリーズのカースピーカー10機種を5月下旬から発売すると発表した。現在、DVDなどの新メディアの普及に伴って、より高性能・高音質なカースピーカーへのニーズが高まっている。
クラリオンのAVN一体型ナビ『MAX940HD』と『MAX740HD』には、通常の2DINサイズ筐体としては最大級となる「7v型液晶モニター」を採用しているが、モニターの右側と下部へL字型に配置・集約されたハードキーもひとつの特長といえるだろう。
携帯電話を使った新しいナビゲーション・サービスが、イギリスのボイスマップ社によって開始された。といっても新しい製品を買う必要はなく、現在使っている携帯電話を通じて、人間、道案内をしてくれるというサービスだ。
クラリオンが今回発表したAVN一体型ナビ『MAX940HD』や『MAX740HD』では、不可能とされてきた7v型モニターをこれまで通りのモニタースロープ型スタイルで実装している。このブレイクスルーはどこにあったのか。
今年も各社から新型ハードディスクカーナビが続々と登場している。その中でゆっくりと確実な大きなうねり。通信による、渋滞情報考慮、地図更新、セキュリティ、コミュニティ・・・AirNaviは実際に走るプロトタイプカーに似ている。あらためていまAirNaviを通して通信とカーナビの可能性を考える。