ITS世界会議サンフランシスコ、フォルクスワーゲンのブースでは、135マイルの荒野を無人で走るロボットカーレース「Grand Challenge」を完走した特製のトゥアレグが展示されていた。
道路交通情報通信システムセンター(VICSセンター)が、VICS車載器の出荷台数統計を更新した。それによると、7−9月の第2四半期の出荷台数は、74万7819台だった。4月−9月までの合計で148万9722台と、この状態でいけば、2005年度のVICS車載器の年間出荷台数は300万台を突破する可能性が高くなってきた。
時間貸駐車場「タイムズ」を運営するパーク24と、首都高速道路、首都高速道路協会は、タイムズのポイントプログラムサービス「タイムズクラブ」とETCカード付の提携クレジットカード「首都高カード」との間で提携した。
東/中/西日本高速道路では、民営化とETCマイレージ登録200万件突破を記念し、ETCマイレージキャンペーンを実施する。期間は2005年12月から06年3月まで。
阪神高速では、ETCワンストップサービスを11月26日と27日に3号神戸線京橋PA(大阪方面行)で実施する。取付け対象は普通乗用車、台数は1日あたり先着20台。時間は10:00−16:00。ETCカードの発行からETC車載器の取付けまで、わずか1時間30分ほどで終了する。
CEVシェアリングは、マンションの共用サービスを提供するアスクが新規に始めるマンションカーシェアリング事業に対し、10月25日から、ITSを活用した無人貸出・返却システムによるカーシェアリングサービスを提供している。
首都高速道路は、首都高速道路協会と連携し、民営化後の関連事業第一弾として“首都高カード”を発行する。首都高速道路自らがクレジットカード、ETCカードを発行することで、ETCの普及を促進する。
511はMETROPOLITAN TRANSPORTATION COMMISSION (MTC)が運営する渋滞情報サービス。電話の自動応答音声メッセージや専用ウェブサイト「511.org」などを使い、リアルタイム渋滞情報を提供している。
国土交通省道路局が11月3日現在のETCの普及・利用状況の速報を発表した。それによると、10月28日−11月3日の間の1日当たりの利用率は、50.7%だった。前週よりも、0.8%利用率が減少した。
モスコーニセンターの企業展示ホールには、自動車メーカー、機器メーカー、ITS推進組織、ITSサービスプロバイダー、そしてサンフランシスコらしくシリコンバレーの雰囲気満点のITS関連ベンチャーなどが大小140ものブースを構えている。