ヤマハ発動機は12月7日に都内で開いたマリン技術説明会で、マリン事業のカーボンニュートラルは二輪と同様にマルチパスウエイで対応する方針を示した。そのひとつとなる水素エンジン船外機を2024年2月に米国マイアミボートショーで公開することも明らかにした。
ヤマハ発動機は、徳島市が運航する「ひょうたん島クルーズ」にて、次世代操船システム「HARMO(ハルモ)」を用いた実証運航を8月12日より開始する。
ヤンマーパワーテクノロジー(ヤンマーPT)は8月1日、船舶の脱炭素化を実現する「舶用水素燃料電池システム」の商品化を発表。沿岸を航行する旅客船や作業船、貨物船などへの適用を顧客に提案していく。
これは、もはや別のアクティビティだ……。国宝松江城(島根県松江市)の堀を巡る遊覧船事業に電動遊覧船が導入される。内燃機関エンジンで推進する遊覧船と乗り比べると、その違いは想像以上だった。
OKI(沖電気工業)は、世界遺産『三池港』(福岡県大牟田市)にて、文化遺産保護を目的に光ファイバーセンサーを活用した予防防災ソリューションの実証実験を行った。
岩谷産業は、2025年大阪・関西万博に協賛し、中之島ゲートから大阪・関西万博の会場となる夢洲をつなぐ航路に、国内初となる水素燃料電池船の旅客運航する。
東京海洋大学のチームが展示していたのは、コンテナトレーラーの横転事故を防ぐための技術だ。実現はMEMS(重力センサー)ひとつで可能なもので、2023年のESVにおいてSSTDCで優勝した技術でもある。
ヤンマーパワーテクノロジー(YPT)は6月30日、燃焼時にCO2を排出しない水素を燃料とした内航船舶用の「水素専焼4ストローク高速発電エンジン」の開発を開始すると発表した。
ウェザーニューズは4月6日、航空事業者向け運航管理支援システム「FOSTER-NEXTGEN」をバージョンアップ。航空業界で初めて、日本上空の全航空機の位置と気象の同時把握を可能とすることで安全運航をサポートする。
気候変動、感染症、国際情勢の変化……。世界が大きな転換期に直面しているなか、多様なアイデアとテクノロジーで持続可能な新たな都市像を、東京は実現できるか。