ヤマハ、フィッシングボート「F.A.S.T.26EX」を4月発売…クローズドキャビンで快適性向上

ヤマハ発動機のフィッシングボートの新たなバリエーション「F.A.S.T.26EX」
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ヤマハ発動機は、人気フィッシングボート「F.A.S.T.26」シリーズの新たなバリエーションとして、「F.A.S.T.26EX」を4月1日に発売すると発表した。

新モデルの最大の特徴は、ブリッジ部(操船席エリア)にキャビンドアを装備した「クローズドキャビン」仕様を採用したことだ。これにより、風雨をシャットアウトし、快適な船内環境を実現。居住性が大幅に向上している。

操船席のほか、オプションで折りたたみ式のナビゲーターシートを設置可能。また、操船席エリアと専用カーテンで仕切られたカディ(ブリッジ下部の船室)には、好みに応じてフロアや手動式マリントイレを設置できる(ともにオプション)。

釣り機能面では、デッキでの操船を可能にするアフトステーション、超低速での操船や自動シフトなど流し釣りに効果を発揮するフィッシングサポートリモコンを標準装備。高い釣り機能性を提供している。

船型は、優れた乗り心地と風流れ抑止性能を高レベルで実現する「W.T.B」(ウェーブ・スラスター・ブレード)と、スムーズな操船を実現する「フラットキール」を組み合わせた独自設計を採用。船首部のフレアのワイド設計により、凌波性を高め、波の打ち込みなどを抑制する。

推進機には、クラストップレベルの軽量化を実現し、燃費や加速性能が向上した175hpのホワイトカラーの船外機「F175D」を搭載している。

価格は958万6820円。初年度35隻の販売を見込む。

《森脇稔》

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