通常のトラックのCd値(空気抵抗係数)は0.5程度なのに対し、いすゞの出品車『FL-4』のそれは0.31しかない。いすゞデザインセンターの井口昌秀デザイナーによると、「フロントの独特な形状によるもの。“機能が作りだすデザイン”です」と語った。
トヨタブースのセンターステージ上に置かれていたのが、今年7月に発表した新型商用車『サクシード』と『プロボックス』の2台だ。しかし、今回のショーでは本来の商用車としてのスタイルではなく、どちらかといえば乗用車的なアピールに終始した。
マツダは『デミオ』の荷室部分を改造した商用車『デミオ・ビジネスコンセプト』と、福祉車両の『デミオ-i』を出品している。いずれのクルマもリアのサスペンションの取り付け位置を見直し、荷室部分をスロープ付きの超低床状態に改造したもの。
オーストラリアラリーは10月31日、恒例となったパース市内のラングレーパークでのスーパーSSでスタートした。特設された2車線のサーキットは毎年作られては取り壊される仮説コースだ。第1レグ第1部の総走行距離は5.40km、うちSS(スーパーSS)1カ所の距離は2.20km。
三菱自動車が今回参考出品した『MDAS-II』は、様々なシステムで運転時にドライバーの注意力を高めようとするもの。長距離トラックにこそ必要な装備だ。