いすゞ・井田義則社長によるプレスブリーフィング背景に使われたディスプレイ、実は出品車『FL-4』の荷台部分だったのだ。先頭部分と荷台を別個で作り会場でつなげたそうだ。東京渋谷で宣伝カーとして走る日も近い?
ホンダの出品車『アクティ・コンポ』は、仕事も遊びも楽しく使える商用車。ベースは『アクティ・トラック』で、単体でもちろんトラックとして使え、後ろにトレーラーをつなぐこともできる。これを被牽引車として登録すれば自動車税が8000円で済み、同じ全長のクルマ1台の自動車税よりも安い。
ホンダの出品車『アクティ・スポーツ』は“アクティブホビー・アクティブビジネス”をテーマに、一台のクルマで平日は仕事、土日は遊びにと使い分けられたらいいな、という提案。商用車の『アクティ』が改造のベースで、アオリを本体と一体にして乗用車感覚をプラスしたもの。
ホンダの出品車『スパイク・プロ』は、“乗用車を商用に使うとカッコいい”がテーマ。前席から後ろを荷室スペースとし、後席部分にフロアアンダーボックスを設置。小物を下に置いて荷室を大きく使うという提案がなされている。市販の予定はないとのこと。
デンソーはディーゼルエンジンを商用車の中核技術であると定義した上で、コモンレールなどの新技術を駆使することで環境負荷を低減していくこと、ディーゼルエンジンの環境適合を進めることで社会に貢献していくことを岡部弘社長は強調した。
アイシンはグループまとめての発表となった。連結収益の43%を占め、アイシングループが最も得意とするトランスミッション分野での技術発表が多かった。アイシン製のトランスミッションはポルシェ『カイエン』などにも搭載が決まっている。
ミツオカはコードネーム「ME-2」で開発中のマイクロカーの車名を公募、ショー会場で決定案を発表した。その名は『コンボイ88(パパ)』。約3500通の応募から選ばれたネーミングはアメリカの大陸を走るコンボイと、車幅の88センチ、一家の大黒柱である頼もしいパパから。
ブリヂストンは大型トラック用の新コンセプトタイヤ『GREATEC』(グレアテック)を開発し、今回のショーで発表している。来春からダイムラークライスラーの大型トラック『アクトロス』のニューモデルに採用されることが決まっている。
マツダは東京ショーで、商用車主力車種の『タイタン』にディーゼル+モーターのハイブリッドシステムを搭載した『タイタン・クリーンディーゼルハイブリッド』、『デミオ・ビジネスコンセプト』などを発表している。