フォードは9日、フランクフルト・モーターショーでデザインスタディの『ビーゾス』を披露した。数年後のフォードデザインをはじめて具体的な姿にしたコンセプトカーだ。「もっとも重要なことはフォードであること、フォードのデザイン言語を話すこと」とフォード・オブ・ヨーロッパの製品開発担当副社長、デリク・キューザック。
マツダは9日のメディアデイから始まったフランクフルト・モーターショーで、コンセプトカーの『クサビ』(楔:くさび)を発表した。マツダのブランドDNAである“Stylish”、“Insightful”、“Spirited”のさらなる進化だという。『デミオ』のプラットフォームをベースとし、1.6リットル直噴ターボディーゼルエンジンを搭載したスポーツカーだ。
メルセデスベンツは9日、同日始まったフランクフルト・モーターショー(メディアデイ)で、『ビジョンCLS』スタディを発表した。クーペの優雅さと躍動感、セダンの快適性と実用性とを兼ね備えた4ドアクーペである。
GM(ゼネラルモーターズ)グループのアダム・オペルは、11日から開催されるフランクフルトモーターショーの出展概要を発表した。2004年春に欧州で発売する予定のニュー『アストラ』、11月に発売する『ベクトラ・ステーションワゴン』を初公開する。
フォルクスワーゲン(VW)は第5世代となる新型『ゴルフ』をフランクフルト・モーターショーで発表する。VWでは、歴代ゴルフで、新型はもっとも進化の幅の大きなモデルチェンジを経たとしている。本国ドイツでは1日から予約の受注を開始、10月17日からディーラーで試乗ができるようになる。ベース価格は1万5220ユーロ=約195万円。
BMWはSAV=スポーツアクティビティ・ビークル、いわゆるSUV=スポーツ・ユーティリティ・ビークルの『X3』をフランクフルト・モーターショーで発表する。クラス初の「プレミアム・スポーツ・アクティビティ・ビークル」と銘打ち、インテリジェント4WDシステムの「xDrive」を搭載した。フランクフルトショーは9日メディアデイから開幕。
BMWは、2+2シータークーペの新型『6シリーズ』「645Ci」をフランクフルト・モーターショー(9日−)で実車発表する。新世代BMWの中ではエレガントでクラシカルなデザインをそなえる。
マセラティは高性能ラグジャリー・サルーン『クアトロポルテ』の新型を、9日、フランクフルト・モーターショーで一般向けに発表する。デザインはピニンファリーナが手がけた。エンジンは400bhpを発生するV8。全長5052mm、全幅1895mm、全高1438mm、ホイールベースは3064mm。
かねてよりコンセプトカーとして、あるいは写真が公表されていたメルセデスベンツのスーパースポーツカー『SLRマクラーレン』の実車が、9日メディアデイから始まるフランクフルト・モーターショーで発表される。最先端・最高級の技術を投入した「21世紀のグランツーリズモ」である。
日本たばこ産業(JT)は、移動型喫煙スペース『SmoCAR(スモーカー)2』を製作した、と発表した。大型トラックをベースに、1960年代風のクラシックなデザインの車体を架装、愛煙家がくつろげる空間を作り出した。東京モーターショーなどに使用される予定。