大排気量の新型車デビューが相次いだのが今回のパリショーの特徴。フォルクスワーゲンは5.0リットルV10TDIターボディーゼルを搭載した、同社初のSUVでありポルシェと共同開発した『トゥアレグ』を披露した。
すでに発売されているが、国際舞台でのデビューとなったのは第2世代『メガーヌ』。そのデザインが話題を呼んでいる。意見が見事に分かれ、「フロントはいいがリアがだめ」と、それとは逆に「フロントは嫌いだがリアが好き」と。
アストンマーチンとイタリアのカロッツェリアであるザガートのコンビが復活した。それがアストンマーチン『DB7ザガート』だ。フェラーリ『エンツォ・フェラーリ』と同じくV12搭載のスーパーカーだが、こちらも世界的な経済の停滞とは無縁のようで、限定99台が予約済み、来年デリバリーされる。
日産『マーチ』、欧州名『マイクラ』が初お目見え。しゃれたデザインは本国日本よりヨーロッパ市場で受け入れられるだろう。
パリ・モーターショー会場で27日、日米欧自工会首脳によるグローバルミーティングが開催された。ジャン・マルタン・フォルツ欧州自工会会長が発表した声明によると、国際基準調和については世界技術基準の早期策定に向けて参加者が努力していくことで合意した。
ベストセラーの『フォーカス』をベースにフォードが提案したミニバン・コンセプトが『C-MAX』だ。ミニミニバン市場は欧州で急成長中だが、フォードがそこに進出する意志を表明したものだ。
トヨタは新型『ランドクルーザー』を発表した。初代導入以来の成功を繰り返すことは間違いなさそう。新型では市場が高級車よりに成長した。トヨタでは確認していないが、日本市場では『ランドクルーザー・プラド』と呼ばれるモデルか。
フェラーリはウォール街の惨状とは無関係のようである。パリサロンではスーパーフェラーリの『エンツォ・フェラーリ』を公式発表した。
スバル『インプレッサ』が大規模なマイナーチェンジを施されてパリサロンに登場した。内装の質感が向上し、仕様ごとのパターンやキャラクターが明確になった(以下、イギリス仕様)。
スズキは、パリモーターショーに出展したスポーティなコンセプトカーの『コンセプトS』を、2004年からハンガリーのマジャールスズキ社で『スイフト』(日本名『カルタス』)の後継車として生産すると発表した。