中国の電動二輪車メーカーTAILGは、「EICMA 2025」において、7つのカテゴリーにわたる15種類のモデルを公開した。技術とデザインの卓越性を通じて電動モビリティの未来を再定義するとしている。
展示されたすべてのモデルは、TAILGの20年間の研究開発力を体現しており、モーター、コントローラー、バッテリーシステムに至るまでの革新を網羅している。
出力1万Wモーターとエネルギー回生システムを搭載した『S91PRO』がハイライト。パワーと効率の両立を体現している。また、メカ二重光線の照明と頑丈なフレームを備えた「Laser Armor」シリーズは、強さと未来的な美学を融合させ、来場者の注目を集めた。
グローバル低炭素モビリティ研究所の支援を受け、TAILGはナトリウムイオン電池、水素エネルギー、急速充電、自動運転の分野で前進している。展示会では、「F73L」の自律走行デモがその精密さと制御力で観客を魅了した。
TAILGはオープンイノベーションも推進しており、HuaweiとIoT車両接続で提携し、BYDと先進バッテリーシステムで協力して航続距離と安全性を向上させている。国連の電動モビリティパートナーとして、TAILGは世界中でグリーンかつ低炭素のモビリティを推進し続けている。
15モデルは包括的なモビリティエコシステムを構成しており、スーパースポーツやLaser Armorから都市通勤向け、クロススタイル、ステップスルー、レジャー用三輪車まで、多様なライフスタイルと市場に対応している。
ヨーロッパ向け『S91PRO』は、洗練されたデザインと最高時速110km/hの性能を備える。東南アジア向けでは、ステップスルーモデルが防水設計と実用性で評価を集める。家族向けのレジャー用三輪車は、安定性と快適性を提供し、中高年層のユーザーに好評だったという。
8つの製造拠点と7つのマーケティングセンターを支えるTAILGは、現地に根ざした研究開発と迅速な展開により、世界中でモビリティ体験を提供。最先端技術からオールシナリオ製品マトリックスまで、TAILGは世界に向けて、よりグリーンでスマート、そして快適なモビリティの未来を創り続けるとしている。



