前回の商用車ショーで好評だった大型トラックへの同乗体験。今回は試乗可能な車種を22に拡大、クルマを提供するメーカーも14社に増えた。普段乗れない大型トラックだが、編集部のお勧めとしては「縁遠い車種を選んで乗る」ということ。
今回のモーターショーの中で名実ともに「最大の展示物」がこの『CAT740アーティキュレートダンプトラック』だ。下から見るとその大きさには圧倒されるし、運転席に乗り込んだときに下界を見下ろす快感もある。
アービン・メリトールはトラックのアクスルを作っているアメリカの会社だ。世界17カ国にアクスルをアッセンブリー状態で輸出。日本のトラックメーカーも輸出向け用トラックに使う部品として購入しているという。
“シークレット・オブザイヤー”に選ばれそうなのが、10月22日から開催されているイギリス、バーミンガム・モーターショーで発表されたインビクタ『S1』2シーターGTスポーツクーペだ。往年のブランドがいきなりプロダクション仕様での復活だ。
環境エンジンの開発だけが環境問題の解決策ではない。商用車をいかに効率的に運行させるか…、これも大きな要因の一つ。ITSを利用して商用車の運行管理するシステムが各社から提案された。
トヨタとの先陣争い繰り広げられている市販燃料電池車。ホンダ『FCX』は12月の初めころ発売の予定。デザインは1996年に発表された電気自動車『EVプラス』をほぼ踏襲しているが、実はデザイン開発が、今は無き『ロゴ』よりも先だそうで、正しくは「ロゴがこちらに似ている」というべきらしい。
東ホールと中央ホールの間に千葉県の「起震車」が展示されている。クルマは『いすゞ』のエルフをベースにしたもので、搭載した「体験室」を揺らして震度2から7までを体験できる。横にはディメンションなど車両スペックも掲示され、このあたりが商用車ショーらしい。