長城汽車は商用車メーカーだが、近年は中国でも業務用とレジャー用の両方で需要が増えてきたSUVを生産し、勢力を拡大しつつある。北京モーターショーでは屋外に「ミニSUVランド」的なブースを構え、アピールしていた。
日本の自動車メーカーのなかでいち早く93年の中国に合弁工場を持ったのがスズキ。長安鈴木汽車は品質の良い微型汽車(日本で言う軽自動車)のメーカーとして有名だ。
長城汽車のベストセラー、『塞弗』(サーフェ)。写真を見て、笑うなり怒るなり自由にしてほしい。
長城汽車(グレートウォール)は日産といすゞが好きなようだ。最新の乗用SUVでもやってくれてます。北京モーターショー(8−16日)に展示された複数車種のキメラをご覧あれ。
北京汽車集団と韓国のヒュンダイ(現代)自動車の合弁会社である北京現代。03年初頭からヒュンダイの主力輸出商品である『ソナタ』(『冬のソナタ』とは関係ありません)を生産開始し、初年度ながら5万台を販売した。
韓国のサンヨン(双龍)自動車は、一時期デーウ(大宇)自動車に吸収されたが、その大宇は経営破綻してGMが買い取った。韓国バブルの崩壊でサンヨンは政府管理下にあるが、4月には中国企業の藍星グループが買収・子会社化に名乗りを上げて話題を呼んだ。
中国と聞いて思い浮かべるのは、やはり氾濫するコピー商品だろう。自動車のコピー商品も山のようにあり、驚くべきことにいくつかのメーカーは堂々と北京モーターショー(8−16日)でブースを構えていた。
プロトモータースが北京モーターショー(8−16日)に展示した真っ赤なポルシェ…ではなく、ミッドシップのスポーツカーが『スピーラ』だ。以前に某デザイン雑誌でプロトタイプが紹介されていたのを覚えている方もいるかもしれない。
英国ロンドンのカナリーワーフで21日まで開催されたモーターエクスポでは、さまざまなメーカーがコンセプトカーを展示した。中でも、注目を集めていたのが、フィアットのコンセプトモデル『アバルト・ピクセル』。
フォードが買収したジャガー、アストンマーチン、ボルボ、ランドローバーの4社はPAGとして一堂に会し、ブースを構えた。世界のメジャー・モーターショーでの展示方法が北京でも再現された。