中国市場は、地理的要因もあって韓国メーカーの重要な市場だ。北京ショーでも最新のモデルを展示しており、そのなかに異彩を放っていたミニバンがあった。双龍(サンヤン)『ロディウス』はなんと9人乗りなのだ。
デーウ『マティス』のコピー問題でネガティブなイメージが強い奇瑞汽車(チェリー)だが、オリジナルのデザインが開発できないわけではない。新型MPV『ニュークロスオーバー』は、3列座席の7人乗り。
英国ロンドンのカナリーワーフで21日まで開催されたモーターエクスポでは、スポーツカー専門メーカーのチェシル・モーター社が、50年代後半のイメージを踏襲したスポーツカー『スピードスター2』を展示していた。
国際ショーとはいえローカル色が強い北京モーターショー(8−16日)だが、フォードは自社ブースで次期『フォーカス』のセダンをコンセプトモデルとしてワールドプレミアした。
北京モーターショーの直後、上海大衆汽車(上海VW)は『サンタナ』『サンタナ2000』『サンタナ3000』『ポロ』『ジェッタ』『パサート』の値下げを実施した。同社が現地生産する全乗用車の値下げである。上海GMなども値下げを行うようだ。
長安汽車とスズキの合弁会社、長安スズキでいまだに生産されているのが『奥拓』(アルト)。そのなかで『アルトワークス』ふうのデコレーションが施されたモデルは若者に人気だ。
GMの逆鱗に触れた、デーウ(大宇)『マティス』のそっくりさんが、奇瑞汽車(チェリー)の『QQ』だ。似ているのがフロントエンドだけなら「偶然」で済ますこともできそうだが…。
英国ロンドンのカナリーワーフで21日まで開催されたモーターエクスポ(Motorexpo)では、スポーツカー専門メーカーのガードナーダグラス社が、スポーツカー『G350』を展示していた。
フランスのシトロエンは、ドイツのVW、アメリカのクライスラー(当時)と並んで中国への工場進出は早かった。趣味のクルマではなく実用車としてすっかりお馴染みになった『ZX』は、北京のタクシーの約半数を締める。
英国ロンドンのカナリーワーフ(Canary Wharf)では、14日から21日まで、モーターエクスポ(Motorexpo)が開催された。