南京汽車とフィアットの折半出資会社である南京フィアットは、02年からインドやブラジルなど第3世界での生産を狙って開発されたモデルである『パリオ』の生産を開始した。
香港から近いシェンチェンにあるローカルメーカーのBYDは、この会社の中国語表記の漢字がワープロソフトの中に入っていないため、ローマ字表記でご勘弁を。「ヒアデ」とでも読んでください。
東南汽車は、三菱が15.4%を出資する台湾の中華汽車と福建省の福州汽車との合弁会社。三菱自工は間接的に影響力を持っており、現在の東南汽車の主力は『ランサー』だ。
GMは北京モーターショーを機に、キャデラックの中国市場進出を公式に発表した。ショー会場には『CTS』、『SRX』、『XLR』の3モデルが並べられ、秋から順次デリバリーが開始される。
フォードグループは世界展開する全ブランドを北京モーターショーに集結させたが、PAG=高級車グループに属するアストンマーチン、ジャガー、ランドローバーは中国ではお初。ボルボはすでにおなじみである。
フォードは、各ブランドを合わせたグループの主要モデルを集結、「毎日、世界でフォードが何をしているかがわかる」が展示のテーマ。技術分野の代表としてフォード『エスケープ・ハイブリッド』を展示した。
フォードはグループ全ブランドが全世界で開発・生産・販売する主要車種を北京モーターショーに集結させ、フォードグループ全体の訴求に務めた。
バーミンガムモーターショー(5月25日から6月6日)は2002年までは秋に開催されていたが、パリモーターショーとのバッティングをさけるために、今年から日程が変更された。そのかいあってかメジャーデビューもみられた。
上海汽車と合弁会社を設立しているGMは、GM単独でのブースでキャディラック、ビュイック、サーブといったグループ内ブランドを一同に集めて紹介している。
バーミンガムモーターショー(5月25日から6月6日)はイギリスを代表するモーターショーだ。民族系メーカーは世界規模の業界再編ののち国際グループの一員となったが、バックヤードビルダーの伝統を受け継ぐスペシャリストもまだまだ健在。