春のジュネーブモーターショーに参考出品されたアルファロメオのワゴン/SUVクロスオーバーが、量産型『クロスワゴンQ4』(Q4が車名に追加)としてパリモーターショーに展示された。
クロスワゴンでアルファはひさびさに4輪駆動に復帰する。クロスワゴンは常時4輪駆動で、ディファレンシャルを3基備え、トルクは後輪優先に配分される。
「トルセンC」ディファレンシャルがグリップに応じ、連続的にトルクの前後配分を制御する。スポーティな走りを実現すると同時に、アクティブセイフティも向上するという。
エンジンは150 bhp(110kW)の1.9リットルJTDターボディーゼル・16バルブ「マルチジェット」。
車体は『156』シリーズの『スポーツワゴン』で、最低地上高をかさ上げしたクロスオーバーだ。スタイルとデザインに関して、個性的なオールロードビークルになった、とアルファ。