バンコクモーターショーが開幕した。今年からは会場が新しくなり、タイの自動車産業の発展を反映するかのように屋内展示場の面積は昨年の約2倍となる6万平方mまで拡大している。会場にあふれたコンパニオンたちの微笑みを日本にお届け!
『キャプテュル』は、将来の小型クロスオーバーを示唆したコンセプトカー。ボディサイズは、全長4223×全幅1950×全高1586mm、ホイールベース2624mm。全長は日産『ジューク』の4135mmと大差ない。
ジャガー『XKR-S』は、ジャガー『Eタイプ』のデビュー50周年を祝う特別車。直噴5.0リットルV型8気筒スーパーチャージャーを積む『XKR』がベースで、吸排気系を中心にした専用チューンにより最大出力550ps、最大トルク69.3kgmを発生する。
ヒュンダイ『i40』は、欧州市場における『ソナタ』の後継モデル。すでに韓国や米国市場へ投入されている新型ソナタの車台をベースに、欧州向けにデザインされた。
ボルボ『V60プラグインハイブリッド』は、ステーションワゴンの『V60』をベースに開発されたプラグインハイブリッド。エンジンは2.4リットル直列5気筒ターボディーゼル「D5」で、最大出力215ps、最大トルク44.9kgmを引き出す。
マセラティ『グランカブリオ・スポーツ』は、『グランカブリオ』の性能をさらに引き上げたモデル。4.7リットルV型8気筒ガソリンエンジンには、専用チューンが施され、最大出力450ps、最大トルク52kgmを引き出す。
BMW『アクティブE』は、『1シリーズクーペ』をベースにEVパワートレーンを搭載したモデル。ブランド初の市販EVで、今年、合計1000台以上を使用して、米国、欧州、中国で大規模なテストフリートを実施する。
ランドローバーは『レンジローバースポーツ』のプラグインハイブリッドプロトタイプ、『レンジ-e』を出品した。
ポルシェはジュネーブモーターショーで、111年前に作られた元祖ハイブリッド車、『Semper Vivus』のお披露目をおこなった。意外と知られていないが、世界で初めてハイブリッド車を開発したのはポルシェである。
韓国のサンヨン(双竜)は小型ピックアップトラックコンセプト、『SUT1』を初公開。「世界最高のピックアップトラック」を目指し開発されたという。